Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ホソウスバフユシャク

    上池沿いの道を歩くと小さなガが何匹も飛び立った。数百メートル歩いて10匹くらい、気になるほどだった。枝にとまって休んでいる一匹を撮影。調べてみるとフユシャクの中でも最も遅く出る種だった。2〜4月に発生で、冬の終わりを、あるいは春の訪れを告げるフユシャクと言われているらしい。

    今日は、鶴岡も最高気温を20度を超えて山も騒がしくなっているかと思ったが意外にひっそりしていて、そんな中で印象的な出会いだった。

  • 庭のツバキとミツバチ

    しばらく暖かい日が続いたが、今日は20度を超えた。これまで全く羽音すら聞かなかったミツバチが、庭のツバキに何匹もやってきた。昨日だって十分暖かったはずなのに不思議なこと。偵察の働き蜂にようやく見つかったということだろうか。いつもの虫の眼レンズで撮影。久しぶりに本気で虫を追って、失敗が多かった。

    ヒサカキのつぼみが一部白くなって開花が近そうだ。ハチには何か感じるものがあるのか、一匹周囲を飛んでいた。

  • ベニシジミの幼虫

    何年か前に成虫をよく撮った赤川の土手で、ベニシジミの幼虫探し。食草のスイバの葉に薄皮を残した食痕を頼りに探すが、思ったほどは見つからない。ようやく2匹だけ見つけることができた。すべてOM 90mm F3.5での撮影。テレコンなし。

  • 早春の蚊柱

    毎年、庭のイトヒバそばに現れる蚊柱。ユスリカとは違うようで、ヒメガガンボ科かガガンボダマシ科の何かだと思う。今年初めていくつも現れた。
    90mmに2倍テレコンで、絞り開放、逆光での撮影で、色収差が出やすそうなところだけど・・・

    これは全然OKだ!

    ショップの口コミでは「色収差が出てる!」とか騒がれるかも知れないけど、2倍テレコンを使えば画質が落ちるのは当たり前だ。現場で本気に被写体に向き合っている時には、テレコンでもいいから倍率を稼ぎたい時がある。
    この程度の色収差なら、Lightroomに戻って補正して現像しなおせばいい。しかし、テレコン付けてもなおこの解像感、相当に優秀じゃないだろうか?

    90mm+MC-20があれば、昆虫写真はだいたいOKと思う。
    あとは、もっと超マクロのコンパクトなシステムがやっぱり欲しいかな。

  • ハンノキ林の春

    すっかり花穂が伸びて、ハンノキの林全体が色づいて見えるようになってきた。

    しばらくOMの新しい90mmマクロをメインに撮影するつもり。ちょうどよく手に馴染んで、すっかりお気に入りのマクロレンズとなっている。

    幹に産みつけられたミドリシジミの卵

    OM 90mm F3.5はS-MACROに設定して2倍テレコン併用で何と↓ここまで拡大撮影できる。これは本当に素晴らしい!

    実は使いはじめて2日経ってようやく、S-MACROに切り替えないと高倍率が得られないことに気がついた。そんな人は少なくないだろう。風があってハンノキが大きく揺れる中で、この倍率はすでに厳しいけれど、撮れることは撮れる。けどストロボなしでは手持ち撮影は厳しいだろう。ストロボを使っても油断するとぶれてしまうかも知れない。

    ↓上の写真の部分アップ。絞りは16。ベストな絞りはまだつかめていない。