しばらくムラサキケマンの根際ばかり探して見つからないなあと思っていたのですが、 全くの思い違いだったかも知れません。 小諸でウスバシロチョウの幼虫を探す時はまずムラサキケマンでした。 かつての経験が邪魔することがたまにあります。
ようやく見つけた幼虫がいたのは、先日花を撮影していた、ミチノクエンゴサクの根元でした。 鶴岡でウスバシロチョウの幼虫を初めてまともに見たように思います。 ▲写真でもわかりますが、葉が食べられているのに気づいた事がきっかけでした。 ちなみに、この写真は落ち葉をめくって幼虫が見えるように置いています。 (さらに…)
月初めに考えた予定では、今頃は鶴岡から離れ、次のポイントでギフチョウ・ヒメギフチョウを撮影しているはず。 でも、気温が低めで季節の進みは例年より遅れ気味になってきました。 ▲山のギフチョウはまだまだ、羽化したばかりのような綺麗な雄が見られます。
この冬、鶴岡の雪は少なめでした。 山の雪どけは例年以上に進んでいて、ギフチョウの発生も早まるかと思われましたが・・・ 意外に気温が上がりません。結局は例年通りになっているように思われます。
▲スミレの一種で吸蜜中のギフチョウ。翅の傷みがちょっと残念
山沿いの原っぱにオオイヌノフグリが花盛り。 気温が高めなので虫もいっぱい来ていると期待するのですが、他も花いっぱいだからか閑古鳥が鳴いている。。。 少ないお客さんを追いかけては嫌がられました。
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▲川沿いのヤナギにとまったカメノコテントウ それならばと周りを見まわすと、開いたばかりの若葉のあちこちにヤナギハムシがついていました。 大型のカメノコテントウはアブラムシではお腹いっぱいにならないのでしょう。 成虫も幼虫もハムシの幼虫を好んで食べます。 まずはヤナギハムシ、次にクルミハムシが獲物として選ばれます。