これもご近所のSさんからお借りしたカラスアゲハの鱗粉です。
▲翅の黒い部分には黒い鱗粉があります。 標本を作っていれば、ごく当たり前の事実と思いますが、そうでないと案外、気づかれずにいる事かも知れません。
体長3mmほどの小さなゾウムシ。 適温ならせわしなく歩きまわってしまうところ、5℃以下ならほとんど動けません。 深度合成のチャンス!アズキの上に乗ってもらいました。
(さらに…)
昆虫の部分アップを生きている状態で深度合成をするには? 短時間で素材の撮影を完結させる、これにつきるかと思います。 今は手動のステージしか持っていませんが、OM-Dの秒9コマ連写、そして連写の効くストロボ・・・これら手持ちの武器を組み合わせれば、自動ステージではできない技で深度合成用の素材を作ることも可能では?などと、アヤシくつぶやきながら、昨日車の中に見つけたヤマトクサカゲロウをモデルに撮影してみました。
Photoshopで深度合成をやっていますが、最近どうも限界を感じることばかり。 自動処理ではうまくいかないからとレイヤーマスクを手動でいじってみますが、ある程度はうまく行くものの、時間はかかるわ、失敗は多いわ・・・行き詰まってきました。
そこでしばらく海外の昆虫の深度合成写真にヒントを探してみました。すると、どうしたらこんなにうまく行くんだろう?と驚くような画像が、たくさん見つかりました。特にすごいと思った数人の写真家の記事を読み、使われているソフトを調べてみると、やはりPhotoshopではない別のもの。。。なになに「Zerene Stacker」?
試しに自分もまねてみたら、何だ全然素晴らしいじゃないですか! Photoshopでは、いくら手動でがんばっても、こうはうまく行きません。あ〜〜何だか随分遠回りしてしまったようです。。。
湿地のハンノキ林からミドリシジミの卵を持ち帰りました。 幹や太い枝に産みつけられているものが多いのですが、比較的細めの枝でハサミでカットすることができたのです。 仕事場に持ち込み深度合成用に撮影しました。
▲ハチに寄生されたらしい大きな穴のあいた4個を含めて23個。 ミドリシジミとしても珍しいほどの大卵塊です。
▲表面の細かい突起のパターンは、基本的にはミズイロオナガシジミと同じなようです。