スキー場の草地に産卵中のトノサマバッタを見つけました。そっと近づいて虫の眼レンズで撮影してみました。レンズ先端からバッタまで2cmの位置にカメラを置きっぱなし。
産卵後、雌は後ろ脚で地面をならします。穴のあとはほとんど分からないくらいですが、念入りに時間をかけて(15分以上)フミフミしていました。
虫の眼レンズに完成形はありません。ちょっと手を加えると、すごく画質が良くなることがあり、でもしばらくすると元の形がよかったかと戻してみたり・・・でも、今回は改良を確信できるものになりました。今回の変更は拡大系の顕微鏡用対物レンズです。新たにヤフオクで入手したNikonの10倍に交換しました。即決5000円台で見つけて衝動買い!
水草にとまって産卵するオオルリボシヤンマ。時々飛び立って場所を変えるようとすると、近くで見張っている雄がさっと近づいてきます。
高速度カメラChronos2.1を使用。撮影フレームレートは1000fpsまたは2142fps。雌をフレームに入れているだけで、短い時間に色んなシーンが撮れました。
高速度カメラChrosno2.1で撮影したアキアカネの打水産卵
最初の2カットは撮影1000fps/再生30fps、3カット目は撮影2142fps/再生60fps。雄雌の息の合った連結飛翔を詳細に観察できます。
飛ぶときにキチキチ音を立てるショウリョウバッタの雄。2142fps撮影、30fps再生の約70倍スローです。
時々、前翅の先が打ち下ろしのときに、意味ありげに大きく折れ曲がるのを見て、ブルッときました。特に最後の5カット目。以前、この飛翔時の発音のしくみを調べたときに、正直自分には理解・納得できるものがなかったのですが、もしやこれは!?といっても、もし打ち下ろしのたびに発音していたら、あのリズムはないはず。動画を調べてみると、1秒間に30回ほどパチっと鳴ってなければならない計算。やはりありえない。。。Chronosのような高速度カメラでは音を収録できません。GH6の240fpsの方がレートは1/10になってしまうけど、音ありで秘密に迫れるかも知れません。