Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ミドリシジミ

    感度1600でもノイズは少なく、以前より高画質で撮影できそうと張り切りましたが、風が強く葉っぱが派手に踊って、画面に入れるだけで一苦労。ピントはもう勘です。。。

    BORGの400mm相当レンズに1.4倍テレコンの組み合わせ。
    1/2000秒でもぶれた画像が多く、OM−Dの手ぶれ補正ががんばってくれているのですが、補正しきれないような感じで今一つ不鮮明。自宅に戻って画像を開いて少々がっかりしてます。

    ▲夕方5時半。雄たちのテリトリー争いは最高潮の時間です。まだ数が少ないので撮影のチャンスがありますが、この先数が増えていくと、絶え間なく争うようになり、とまっている時間がどんどん短くなるでしょう。

    早朝が撮りやすいという話も聞きます。自分はまだその様子を見たことがありませんが、雄も雌も低いところで翅を全開しているとか・・・

    ▲まだ、乱舞というほどではありませんが、ピーク時には画面に相当数おさまるくらい飛ぶようになります。

  • カブトムシ

    ▲今年初めて見るカブトムシ!
    多くなるのは7月中旬以降ですから、ちょっとフライングぎみに早い登場です。

    ▲一方、ノコギリクワガタはそろそろシーズンインのようです。
    今日はずいぶんたくさん見ました。

  • カラカネトンボ

    やや標高の高い場所で、池をパトロールするタカネトンボカラカネトンボ。
    エゾトンボとの区別がまだよくできない私。
    尾園さんたちの新しい図鑑「ネイチャーガイド 日本のトンボ」(文一総合出版)は必携の図鑑になるでしょう。

    カラカネトンボに修正(7/2)
    発生時期、生息環境、腹端の形状・・・「日本のトンボ」で勉強中です

  • スズメガの触角

    ▲こちらはエゾシモフリスズメの触角。前方に向かって感覚毛が開いています。

    ▲アップにしても触角の節が見えてきませんが、感覚毛は、いくつかでひとまとまりになっているのではないかと思います。

    ▲こちらはクチバスズメ。同じスズメガ、構造はよく似ているようです。

    ▲触角を立てたところを、正面から撮影しました。
    隣り合った感覚毛の列が先端で接しているところは、オオミズアオにも共通していて、
    面白いと思います。

  • オオミズアオの触角

    あらためて触角というものの不思議さに触れました。
    あまり深く考えずに、灯りにきたオオミズアオの触角をアップしてみたら、とっても意味ありげな構造と、その構造の美しさに、しばし夢中になりました。

    ▲まず正面から撮影した図。触角の幹から枝状に突起が生えて、櫛状になっています。

    ▲正面からの部分アップ。突起から細かい毛がはえていて、突起は2本でセットのような構造になっているのがわかります。

    ▲触角を背面側から撮ると、突起の根元が見えて、より構造が分かりやすくなり、
    触角の各節からは4本の突起がはえている様子が確認できます。
    そして、どうやら、前の一対と後の二対では、根元の間隔が若干違っているようです。
    前の間隔は、後の間隔より、狭くなっているように見えます。

    ▲こちらは上の画像の部分アップ。この前後幅の微妙な差は、きっと何か重要な働きを生む事になるのでしょう。それにしても何と繊細な構造でしょうか!

    画像を整理していて、大変重大な撮り忘れに気づきました。
    あんなにオオミズアオが来ていたのに、なんたる不覚!
    これで、また近いうちに灯火をやらなければならなくなりました。。。