Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ニッポンハナダカバチ

    去年の8月にもうシーズン終わりのコロニーらしきものを見つけ、次の夏には必ず!と誓ったニッポンハナダカバチの庄内での撮影作戦がいよいよスタート!?

    ▲ビンビンと高く大きな羽音は間違いようがありません。地面に降り立ったところを見ると間違いなく彼でした。

    今日は2匹。2匹とも雄のように見えました。
    昨年7月25日に柏崎で見たような状況をここでも見られるのか?それとも空振りに終わるか?
    答はもうすぐにわかることでしょう。

  • 飼育中のクロオオアリ

    ▲孵化が始まっていました。抜け殻をつけた幼虫も見えます。
    この女王は、6月3日に採集したもの。

  • オオルリハムシ

    にかほ高原にて、ノハナショウブの花が咲いたちょっと湿地ぽくなっているあたりに見つけました。
    うすぐらい雨雲の下、緑と藍色の入り交じった妖しい輝きが素晴らしかった!

    太平洋岸では赤く輝く別種のような甲虫になるとのことですが、悔しいかな、私はまだ見たことがありません。

  • イラガ

    ▲冬に集めたマユから羽化した成虫。
    早いものでは半月も前から羽化しておりますが、家の中で暴れて翅が傷んでしまうの連続。
    ようやく綺麗な成虫を得て、庭に持ち出して撮影しました。

    ▲こんな風に体を立てぎみにとまる性質があるようです。
    長めの下唇鬚が面白い。

  • キマダラルリツバメ

    先週、海野さんが会津のキマダラルリツバメを撮影されていたのを見て、以来、気持ちが落ち着かなくていけません。2005年に私も海野さんの東北行きに同行して、自分の知らない東北を色々見せていただいたのですが、その1つがこのキマダラルリツバメでした。
    鶴岡に移ってから、行きたい、行かなければと思っていながら随分月日が経ってしまいましたが、このまま今年も過ぎてしまっていいのか?否!ダメダメ、今年は絶対行くんだ!
    新潟回りで高速を使えば鶴岡からは3時間ほどでした。

    午前中、まずは2005年に見た場所を、記憶を頼りに探しましたが、特定できたのは13時を過ぎていました。
    しばらくそこらを探して見つからず、夕方4時過ぎに再び訪れたもののやっぱり見つからず、谷閒のその場所はすでに日がかげって、これはダメかも知れないと正直くじけそうになりました。

    でも、別の場所に移動して、日没前の占有行動の雄たちに、何とか出あうことができました。
    さっきまでのガタガタな気持ちはすっかり吹っ飛んで、17時過ぎからの1時間弱、慌ただしくも楽しい撮影ができました。

    ▲先週海野さんが撮影されたときは出始めのピカピカだったそうですが、だいぶすれてきた感じです。
    こんなに激しく毎日争ってたら数日でダメになるなあと納得の状況でした。

    ▲翅を開いてばかりで、裏面の方が撮りにくかったです。

    ▲一度、傷のない綺麗な1匹を捕らえましたが、チャンスは一度きりです。すぐに別の個体が近づいてきてハイお終い。
    これのアップを撮りたかった!

    ▲発生源であるキリの古木