Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ヒメシジミ

    2008年に引っ越してきた頃、ヒメシジミは山形県内ではそう普通に見られないものと聞きました。小諸ではごくごく普通に見ていたものですから、すごく意外な感じがして、やっぱり残念に思いました。でも、行く先々で割と普通に出あいますから、自分と相性がいいのかな?などと思いながら、この愛らしいシジミチョウを見続けています。

    しかも、年々見る頻度が上がってくるようで、ここにきて急に気になってきました。今年は、遂に自分の近所の河川敷で見ることに・・・。大雨で幼虫が流されてきたとか、あるかも知れませんが、急速に分布を広げているのかも知れません。地味なチョウですが、近場でいつも普通に見られるようになったら、やっぱり嬉しいですね。温かく見守っていきましょう。

    ▲まだ羽化直後のようで、綺麗な雄でした。

     

  • シマヘビの顔に

    気がつくと目の前にシマヘビ。

    ▲ゆったりくつろいでいたはずなのに、すっかり緊張しちゃって申し訳ないくらい。私が2枚シャッターを切ったところで、シマヘビは辛抱できなくなったか慌てて降りてしまいました。

    ところで、撮影した画像を拡大して気づいたこと

    ▲鼻先にとまった2匹。ヌカカでしょうか?
    シマヘビも痒いはずです。でも、手も足も出ないから、顔を振るくらいしか、こうした連中をふりほどくことはできないでしょう。

  • ハッチョウトンボ

    鶴岡のハッチョウトンボはバッチリ最盛期に入っています。今年も、いつものポイントには100匹は下らない数が見られて嬉しくなりました。

    ▲真っ赤に成熟した雄。自分のテリトリーに邪魔なものが入ってこないか、また雌が来ないか見張っています。

    ▲水面、というか湿地の照り返しが背景を美しく演出します。

    ▲水辺はうるさい雄が陣どっていて、それを避けてか、雌はちょっと離れた草地に多く見られます。

    ▲交尾中のカップルが・・・

    ▲離れました。でも雌は産卵を開始しません。

    ▲上空、ちょっと離れた空間でホバリングしながら様子を見る雄。結局雌は産卵する前に別の雄にさらわれてしまいました。。。

    ▲緑は美しいし、ハッチョウトンボの撮影には最適な季節です。

     

  • ヒメヒラタアブ

    いったい、いつからこの状態を続けているのだろう・・・

    ▲少なくとも私が見ていた40分間は、ほとんど同じ空間でホバリングしながら交尾していました。一度も何かにとまって休むことはありませんでした。

    ▲羽ばたいているのは雄だけ。今日、あらためて気づきましたが、前脚はお互い絡め合うようにしています。なんとも可愛らしく思えました。

  • ゲンジボタルの蛹

    先日のゲンジボタルの蛹は無事に成虫に羽化しました。その様子はGH2でビデオ撮影。
    そして今晩は一番最後に蛹化した蛹で、光る蛹に再挑戦です。

    実はこの全身が光るような状態は、肉眼ではかすかにしか見えないものです。私は30秒の長時間露光で初めて気がつきました。もちろん光源は腹端の発光器で、そこから全身を照らしているわけです。
    こうした様子は以前にもどなたかの画像で見たことがありました。綺麗だと思いましたが、同じように撮影してはただのマネになってしまいそうです。しかし、自分の眼で見てしまったら、もうそんな気持ちもどっかにすっ飛んでしまいました。ネットで画像検索すると、よく存じております方の見事な画像もヒットしてきて、こうなると自分も可能な限りのものを作らなければなりません!

    ▲汚れが取れなかったのが残念ですが、まずまず満足のいく写真になりました。