夕方、イタドリの上で2匹のトラフシジミが高速で旋回していました。てっきり雄どうしの縄張り争いだと思ったのですが、降りた先を見ると、なんと雄が雌に求愛中。
まもなく交尾に至りました。

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トラフシジミ
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ゲンジボタルの蛹
うっかりしていました。
先月確認したゲンジボタルの蛹は、もう翅が色づき始めていました。
光る蛹をギリギリ撮影してみました。
▲これはノーマルな撮影。30秒露光にストロボ一発発光です。

▲これは2枚の画像の合成です。ストロボなしで撮影した、ボンヤリ全身が光っている写真が今一つ不鮮明だったので、それと普通にストロボ撮影したものと合わせてみたものです。透過光と反射光のミックスという事になります。
しかし、合成した画像を見て、この試みは失敗と思いました。まだ色づいていない蛹で、ストロボ無しの鮮明な画像が撮れれば、それが一番です。 -
ジャコウアゲハ
雌ようやくまとまった数のジャコウアゲハを見ました。しかし、なんということか、リコーにバッテリーを入れ忘れてきてしまいました。
今日はその作戦で出てきましたからガッカリ。。。気を取り直してOM-Dだけで撮影してきました。
▲ハルジオンで吸蜜する雄。

▲雌は白っぽくさえ見えます。何とも妖しい美しさ。。。は白っぽくさえ見えます。何とも妖しい美しさ。。。

▲時々、雌が草陰にふっと消えることがあります。そら!産卵だ・・と近づいて見ると、こんなふうにただ休んでいるだけ。この日はその連続でした。

▲食草のウマノスズクサは急速に成長しています。まだ若い芽と枝は黒っぽく、よく目立ちます。
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コクワガタ
川原のヤナギに少し前からコクワガタも見られるようになってきました。

▲コクワガタでも大アゴの立派なヤツは、やっぱりカッコイイですね!
近づきすぎてコクワガタは落下してしまいました。でも、その下にちょっと変わった虫を1匹発見。

▲トホシオサゾウムシ。ハエと比べると大きさが分かりますが、1cmほどの小さなゾウムシです。樹液に来ているのを見たのは初めてでした。ストロボを使わなかったのが悔やまれます。虫の活き活きとした感じの出ていない、つまらない写真になってしまいました。
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さて、このケアリは?
浜辺で砂地に巣を作っているのはカワラケアリなはず!一目見れば違いは分かるはずだと思ったのですが。。。

▲見つけたことは見つけましたが、さて違いらしい違いがあるでしょうか。これもやっぱりトビイロケアリ?

▲先日のイバラヒゲナガアブラムシについていた、いかにもトビイロケアリというアリに比べれば、確かに明るい色調ですが、砂地にいるアリをストロボで撮影すれば、どんなアリでも明るめに写るはずです。どこか印象が違うような気もして、拡大して細かく見比べていましたが、どうにもわかりません。

▲腹部の第三節の下側に、毛が白く光っている部分が見えます。今日の画像の中には、他にも同じように写ったものがあり気になるところですが、これも砂地で撮影したためかも知れず、決め手とはなりそうもありません。早く決着をつけたいところですが、もう少し保留にします。とにかく、気になったアリにはカメラを向けてみよう!
