Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ハムシのアップ

    ストロボを光らせるとビックリして動いてしまうから深度合成には無理がありますが、このヤナギハムシは割とじっとしていてくれました。
    手持ちでの4枚の画像からの合成です。

    注目したのは附節の下側です。
    毛束が二層構造になっているのがわかります。ガラス面も歩ける秘密がここにあるはずです。

    こちらはヤナギハムシの前翅。うっすらと緑色に輝きます。

    こちらはイタドリハムシ。

    色の層の外側を透明な層が覆っているように見えました。

    ついでに脚先を撮影。ヤナギハムシとほとんど同じ構造です。

  • ケバエの一種

    アップで撮影してみて、トンボより更にほとんどが複眼のような顔が面白いと思いました。
    ピントが思うように合わず、でもようやく満足のいくカットが撮れて満足していたのですが、全体像を撮影していなかったことに、後になって気づきました。
    こんな事がよくあります。。。

  • キアシナガバチ

    しとしと雨の降る一日。暖かいというほどではないですが、冷たくない雨。
    静かに色んなものが動いているのを感じます。

  • 夜の灯りのガ

    気温は高めで雨も冷たく感じません。
    この時期ゲンジボタルの幼虫もよくあがっているはず・・・
    幼虫の画像は以前のものがありますが、蛹がありません。「光る蛹」です。
    この夜はタッパーを持っていき、岸辺の土やコケなどで飼育セットを作りながら、幼虫を採集してきました。
    20〜21時に確認した幼虫は、5匹と少なめでした。

    そのまま、夜の灯りに集まるガの様子を見てきました。大型のガが結構来ていました。

    クチバスズメ

    ハネナガブドウスズメ

    フトオビホソバスズメ

    トビモンオオエダシャク

    シャチホコガ

    ヤスジシャチホコ

  • クロヤマアリ

    高倍率マクロで、先日クロヤマアリの気になった胸のあたりを撮影してみました。
    2枚の画像からの深度合成です。

    まだなんだか解像度が足りません。
    後胸のものはますます気門らしく見えてきましたが、中胸と後胸の境のものは、半球状に飛びだした感じに見える以上に、発見は得られませんでした。

    撮影中、別の働きアリ2匹が口うつしの栄養交換をはじめました。
    ドアップすぎますが、そのまま撮影してみました。

    小アゴや口ひげのあたりがどうなっているやら、かなり複雑です。