Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • クロオオアリの羽アリ

    日がかげってきても結局出ませんでしたから、結婚飛行は持ち越しとなったと思います。
    新女王も雄も、そして働きアリも入り口付近をそわそわと、落ち着かない様子です。

    新女王

    雄アリ

    雄アリには働きアリにはない単眼があります。
    触角は長く、いつもまっすぐにのびているように思います。

  • アキグミの花に

    アキグミの花にたくさんの虫を見ました。
    まず花が満開で、人間の私もキュんとなるような香りにつつまれています。

    ウスバシロチョウ。昨日あたりから見始めました。

    トラフシジミ

    コチャバネセセリ

    ジョウカイボン

    アオハナムグリ

    コアオハナムグリ

    ヒラタハナムグリ

    トワダオオカ。大型のカで体長は1cmを超えます。が、吸血はしませんので御安心を。
    写真の個体も、触角を見ると雌と思います。しかし、よく曲がる口です。

    葉裏にはたくさんキジラミの抜け殻がありました。

    よくよく見れば羽化直後の成虫も。色が薄くて葉によくとけこんでいます。

    まだ翅ののびていない、羽化途中の個体も。

    種名はグミキジラミでしょうか?キジラミも種類が多くて、かなり難しそうです。

     

  • オオイシアブ

    毛むくじゃらで大きな複眼が印象的なムシヒキアブ。
    近くを通る虫を眼で追って、頭を右へ左へ、上へ下へと大きく振っています。

  • エゾヨツメ

    夜の灯りにようやく見つけたエゾヨツメ。
    少しすれた感じがありますが、5月後半ですから、こんなものなのでしょう。

    つんつん突っついたら、バッと翅を広げて、隠していた目玉模様を見せます。

    どうだ!びっくりしたか〜
    いや、自分は知ってますから。それにしても綺麗な青ですね。

    彼はそのまま飛びはじめ、しばらくとまることがありませんでした。

  • クマバチの巣作り

    林の中に積まれたスギの伐採木で、クマバチが巣作りの真っ最中でした。

    ブンブンいう羽音ももちろんですが、カリカリという木をかじる音が結構大きく、それで気づきました。

    見ていると、いい場所は決まっているようで、他の雄が次々に通りかかります。
    坑を開けているものがいると、ちょっかいを出します。あわよくば乗っ取ってしまいそうな勢いです。

    覗き込んだら、もう別の雄が入っていて睨まれた、という瞬間