Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ニッポンヒゲナガハナバチ

    ヒメオドリコソウに次々に訪れるヒゲナガハナバチ。動作が素速いので、離れた場所から150mmマクロで撮影しました。今日の結果をまじまじとながめて、またあらためてOM-Dは高感度に強いカメラと思いました。私の感覚では、感度800常用で全く問題なしです。

    カキドオシやスミレにも来ていましたが、どうやらヒメオドリコソウが大のお気に入りのようです。
    多くが、頭にヒメオドリコソウのオレンジ色の花粉を大量につけていました。

    シャッター速度1/1250秒での撮影で、まずまず翅の動きがとまりました。
    はばたきの最初の段階だったのがよかったのでしょう。

  • トビイロシワアリ

    クロヤマアリと比べればトビイロシワアリはゆったりとした動きではるかに撮影しやすい。そこで、先日は5倍〜8倍で撮影してみたものの、あまりの成功率の低さと、ピントが浅すぎて大して面白くない結果にがっかりしておりました。
    今日はまた室内での作業の合間に、庭に出て今度はMP65mmで3〜4倍で覗いてみたのですが、これが何と楽にバシバシ決まることか、すっかり楽しくなって、あっという間に8GB撮りきってしまいました。

    過ぎたるは猶・・・いやまったくです。道具もそれぞれにあった選び方をしないとね。

    そこでまたあらためて感心するのが、このアリの大アゴの形です。アリは、道具を持ち替えることはできるわけもありませんから、大アゴだけでどんな仕事もこなします。大きな石もがっちりホールドして落としませんし、小さな土くれはいくつかまとめて運びます。

    うっかり巣の入り口付近に手を置いてしまったらしく、気がつくとピリピリ痛みます。見るとたった1匹で私に挑もうというのか、手の甲にがっちり噛みついているのがおりました。3mm以下の小さなアリによくもまあこんな力があるものだ、と感心します。蟻酸を合わせての攻撃だから、ということもあるでしょうけど、アリが噛むのをやめると傷みも消えますから、やっぱり噛む力も相当なものです。

    ミミズの死骸を細かく切り刻むのだって、この大アゴだけでやってのけます。

  • ルリシジミ

    大学生の頃に買ったんだったか、古いタムロン90mmマクロがずっと眠ったままでした。
    マウント交換して様々なメーカーのボディにつけられるタイプのもので、1/2倍までしかない、専用接写リングが用意されているものです。最近m43マウントを入手し、現場復帰してもらおうと企みました。

    レンズをつけて散策中、うまい具合に交尾中のルリシジミと遭遇。モデルさんになってもらいました。

    実を言うと、OM-D付属の12-50mmのマクロ機能は、ギフチョウを撮ったあたりから、バックのボケあじがやや難アリと感じ始めました。こうして90mmを使ってみると、背景はきもちよくボケて、解像力も良さそうです。軽すぎるOM-Dもちょうどいい重さになりました。ただし、惜しいかな、コントラスト不足で黒が締まりません。

    レンズ内部をすかして見ると、どうもうすく汚れがあるらしく、クリア感が足りません。
    原因はこのあたりにありそうです。う〜んどうしようかw

  • ヤナギの花の虫たち

    ついに気温が20℃を超えました。一昨年は4/17日に雪が降ったりしましたが、もう流石にないでしょう。
    春が遅れた分、これからは季節が目まぐるしく進みます。

    種類がちょっと分かりませんが、黄色い花穂がよく目だつヤナギ。虫の羽音でいっぱいでした。

    ニホンミツバチ

    コアシナガバチ

    ケブカハチモドキハナアブ

    そしてトラフシジミ

    4月末ですから、出ていてもおかしくありません。
    春の進みが遅かったために、ちょっと感覚がおかしくなっております。

  • アオシャチホコ

    夜の灯りにやってきた一見地味なガ。でもよく見ると青い鱗粉がやけに美しい。

    アオシャチホコという種類のようです。見た目のまんまで憶えやすい名前です。

    とまっている場所がタイルじゃ何だなと移動させようとしたら、すぐにブルブルし始めました。カウントダウン開始!
    飛ぶ前に適当な所で撮らなくては・・・と焦るもののいい場所はなく、結局こんな場所で再撮です。

    もう今にも飛びそう・・・

    アップを数枚撮影したところで飛んでいってしまいました。