Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ギフチョウ

    庄内のギフチョウの季節はいよいよ本格的に。
    雪解けの遅い山あいのポイントでも、数が増えてきたようです。

    この1匹は羽化してそう日が経ってないこともあってか、ずいぶん長い時間吸蜜してくれていました。
    30秒はあったでしょうか?雄しべにしっかりつかまって、とっても安定していました。
    こうしてみると、まるでギフチョウにとまってくれとばかりに雄しべを下に垂らしているように見えます。

    こちらはカメラを替えてOM-Dで撮った一枚。

    ピントが尾状突起あたりで、実は残念な一枚でした。
    でも、高感度、高速連写のこのカメラ、小さいけれどかなり可能性を秘めたカメラと思います。

    林道を飛翔中のギフチョウもしばらく狙ってみましたが、ようやく一枚だけ、満足いくのが撮れました。

    日差しが心地よく、下からはやんわりと落ち葉の香りと熱気がのぼってきます。

  • セスジシミ

    段ボールをたたんでいたら、妙な虫が1匹、ススス・・・と隙間にもぐり込んでいきました。ゲジの小さいやつかな、などと思いながら確かめたら、なんとシミです。

    暖かくなると色んなものが出てきますが、家でシミを見たのは初めて。古い家ですから、いても良さそうだと思っていました。こんなふうに色々出てきてほしいものです。

    前にセイヨウシミを撮影したことがありますから、ヤマトシミが出てきてくれればよかったのですが、どうやらセスジシミという種類のようです。

  • トビイロシワアリ

    庭にアリの種類が少なく、よく目立っているのは小型のトビイロシワアリです。
    数日前から、せっせと土を運びだす姿を見るようになりました。

    トビイロシワアリは体長3mmほどの小さなアリ。
    ドアップで撮影しようと試みますが、ピントが浅すぎて、成功率が低いです。

    こんなピントの浅い写真を撮っていてもしょうがないか、という気もしてきますが、そのうち面白い世界が開けてくるんじゃないか?そんな期待が消えません。なにより、フィルムの時代には絶対こんな贅沢な撮影はできませんでした。

  • ハサミコムシ

    植木鉢の片付けをやっていたら、土の中から何か出てきました。

    お腹の先に、こんなハサミを持っていて、大きさは1cmほど。最初はハサミムシの幼虫かと思ったのですが、くねくねした動きが何だか違う?土くれの隙間に潜っていくのを、間違って潰したりしないように、そっと外に出してみたらハサミコムシでした!

    九大のデータベースでハサミコムシを調べると、本州には4種いるようです。できればただの「ハサミコムシ」だといいのですが、何にしても、こんな変わったヤツが庭にいてくれたのが嬉しかったです。

  • 紫外線撮影への挑戦(7)

    E-PL1の動画機能で、紫外線映像を撮影してみました。後半は、Finalcut ProⅩの「バランスカラー」で自動色補正した映像になっています。

    この自動補正、すごく優れているのか、(紫外線フィルターを通した割に)とっても自然な色合いになっています。
    この日はフキノトウしか撮影していませんでしたが、ナノハナでテストしたらどんな絵になるのでしょう。
    そして、この色補正は写真にも応用できるものでしょうか?

    ちょっと意外な展開になってきました。