Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 夜の灯りのガ

    気温は高めで雨も冷たく感じません。
    この時期ゲンジボタルの幼虫もよくあがっているはず・・・
    幼虫の画像は以前のものがありますが、蛹がありません。「光る蛹」です。
    この夜はタッパーを持っていき、岸辺の土やコケなどで飼育セットを作りながら、幼虫を採集してきました。
    20〜21時に確認した幼虫は、5匹と少なめでした。

    そのまま、夜の灯りに集まるガの様子を見てきました。大型のガが結構来ていました。

    クチバスズメ

    ハネナガブドウスズメ

    フトオビホソバスズメ

    トビモンオオエダシャク

    シャチホコガ

    ヤスジシャチホコ

  • クロヤマアリ

    高倍率マクロで、先日クロヤマアリの気になった胸のあたりを撮影してみました。
    2枚の画像からの深度合成です。

    まだなんだか解像度が足りません。
    後胸のものはますます気門らしく見えてきましたが、中胸と後胸の境のものは、半球状に飛びだした感じに見える以上に、発見は得られませんでした。

    撮影中、別の働きアリ2匹が口うつしの栄養交換をはじめました。
    ドアップすぎますが、そのまま撮影してみました。

    小アゴや口ひげのあたりがどうなっているやら、かなり複雑です。

  • キベリトゲハムシ

    ちょうど産卵中のものを見つけました。
    その時に産みつけられていた卵は5個でしたが、次々に卵を産みつづけ、離れる頃には14個にもなっていました。
    まだ産卵をやめる様子もなかったので、最終的には何個の卵になったものか・・・

    まずかみ傷をつけ

    くるりと向きを変えて産卵です。

    でも、詳しくはよく見えませんでした。
    ずっとお尻をあてて細かく動いているのですが、どのタイミングで産卵なのか、また最後にまっ白な分泌物をかぶせるような動きも・・・

  • カゲロウの一種

    緑が増えて徐々に薄暗くなってきた林内に、カゲロウの乱舞をよく見ます。
    狭い範囲に何匹も、しかもそれほど移動もなく、ホバリングしています。
    これなら写真にも撮れそう・・・

    またしても感度3200で狙ってみました。

    シャッター速度まで1/3200で、翅の動きもほぼ止まっています。

    それなりに失敗カットを多数作りましたが、トリミングなしのこのカットが撮れた時は、正直驚きました。
    ファインダーは決して見やすい方じゃありませんし、瞬間的にピントをあわせるのは難しいカメラですが、ナカナカやってくれます、OM-D。

    種名が分かりませんが、今日のこのカゲロウ、近づいてもあまり逃げません。
    そこで、次にGX200&内蔵ストロボで撮影してみました。

    実はこちらの方が撮影は簡単だったりします。
    長い尾がより強調され、イイ感じに撮れました。

  • トビイロケアリ

    川原で撮影しましたし、明るい色合いですから、カワラケアリに違いないのですが・・・腹柄節の形だとか、触角の毛の本数だとか、やっぱりちょっと難しいです。たぶん、見慣れてくると、見た目の印象ですぐに分かるようになるのでしょうけど・・・
    とにかく、ケアリのなかまなどとごまかさないで、できるだけがんばってみようと思います。

    ▲色々書きましたが、結局、このアリはカワラケアリではないようです。トビイロケアリに修正します。

    タンポポの蜜を吸いにたくさんあつまっていました。

    ヨモギのアブラムシもいつのまにかこんな状態。