Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 早春の蚊柱

    毎年、庭のイトヒバそばに現れる蚊柱。ユスリカとは違うようで、ヒメガガンボ科かガガンボダマシ科の何かだと思う。今年初めていくつも現れた。
    90mmに2倍テレコンで、絞り開放、逆光での撮影で、色収差が出やすそうなところだけど・・・

    これは全然OKだ!

    ショップの口コミでは「色収差が出てる!」とか騒がれるかも知れないけど、2倍テレコンを使えば画質が落ちるのは当たり前だ。現場で本気に被写体に向き合っている時には、テレコンでもいいから倍率を稼ぎたい時がある。
    この程度の色収差なら、Lightroomに戻って補正して現像しなおせばいい。しかし、テレコン付けてもなおこの解像感、相当に優秀じゃないだろうか?

    90mm+MC-20があれば、昆虫写真はだいたいOKと思う。
    あとは、もっと超マクロのコンパクトなシステムがやっぱり欲しいかな。

  • ハンノキ林の春

    すっかり花穂が伸びて、ハンノキの林全体が色づいて見えるようになってきた。

    しばらくOMの新しい90mmマクロをメインに撮影するつもり。ちょうどよく手に馴染んで、すっかりお気に入りのマクロレンズとなっている。

    幹に産みつけられたミドリシジミの卵

    OM 90mm F3.5はS-MACROに設定して2倍テレコン併用で何と↓ここまで拡大撮影できる。これは本当に素晴らしい!

    実は使いはじめて2日経ってようやく、S-MACROに切り替えないと高倍率が得られないことに気がついた。そんな人は少なくないだろう。風があってハンノキが大きく揺れる中で、この倍率はすでに厳しいけれど、撮れることは撮れる。けどストロボなしでは手持ち撮影は厳しいだろう。ストロボを使っても油断するとぶれてしまうかも知れない。

    ↓上の写真の部分アップ。絞りは16。ベストな絞りはまだつかめていない。

  • マツムシなど

    ZOOM F6, Sennheiser MKH8020, 2022年8月24日 新潟県胎内市

    夏の夜、波の音が近い公園にて。スズムシ、マツムシ、ヒロバネカンタンその他いろいろです。

  • クロアナバチ/Sphex argentatus 穴掘り

    撮影しただけで眠ったままの自作虫の眼レンズの動画を発掘。昨年(2021年)までの数年間、近所の公園にはクロアナバチのコロニーができて、8月上旬はいつも数匹が穴を掘っていました。


    撮影:2021年8月1日
    撮影機材:GH5S 自作虫の眼レンズ
    180fps撮影/60fps再生の3倍スローです。

    1:01 着地が美しいです!
    今年は新しい機材で撮影に取り組むつもりでいたのに、すごく少なくて残念でした。

    この日、高速度カメラChronos2.1でも撮影していました。


    土を掻く時の奇妙に曲がった前脚が面白いです。長い剛毛とあわせて、土を掻き、まとめて運ぶのに効率のよい形となっているのでしょう。
    撮影レート2142fpsまたは1000fps、再生30fps。

  • 【Slow Motion】昆虫スロー動画集 Topaz VEAIアップスケール【Chronos 2.1 Highspeed】

    今年Chronos 2.1で撮影した昆虫のウルトラスロー動画をTopaz VEAIでアップスケールして効果を試してみました。


    すべて200%アップスケールしていますが、オリジナルが低画質な方が効果ありのように思います。字幕にデータを入れました。

    こちらは春から夏の撮影より