Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ミツバチ!!

    先週末に開通した高速道路を使って、温海方面に向かってみました。
    水沢のインターから大岩川までは20分ほどです。
    期待したほどの時間短縮とはなりませんが、無料区間なので使わない手はないでしょう。
    大岩川を出てすぐの交差点は、4方向一時停止で非常に危険です。ご注意下さい。
    以上、地元向けの情報でした。。

    さて、ついに最高気温10℃オーバー!今年初だと思います。
    久しぶりに感じる土や何かの匂いが強烈なくらいです。春が来たんですねえ・・・今年は本当に遠かったけど。

    田んぼの土手を歩いていましたら、ミツバチの羽音がかすかに聞こえてきました。
    みると1匹のミツバチが5個ほど固まって咲くフキノトウを物色中です。
    久しぶりのエモノに焦ってしまったのか、下手に近づいて逃げられてしまいましたが、すぐに別の羽音が聞こえてきました。
    ハチはどうやら1〜2匹ずつ入れ替わりでやってくるようです。膝やおしりがぬれてしまうけど、座り込んでしばらく狙ってみることにしました。

    来るのはセイヨウミツバチばかりでした。

    ハチにはやっぱりリコーが撮りやすいです。

    ストロボ全速同調が効いています。一眼デジカメではこうは行きません。

    鶴岡に戻り、赤川のヤナギをみると、そこにもミツバチ!
    こちらはニホンミツバチばかりでした。

  • イチゴのハウスにて

    酒田でイチゴのハウス栽培をされている方を訪ねました。
    目的はイチゴではなく、ハウスで飼われているミツバチの方でしたが、撮影のチャンスはものすごく短く、かなり厳しかったです。ミツバチの何を撮ったかはナイショですが、だいたいの目的は果たすことができました。ありがとうございました!

    酒田は冬イチゴより夏・秋出荷のものに力を入れているそうで、5月ころから出荷が始まるとのこと。
    ちょうど花が咲いているところにお邪魔することができました。


    花が散ったあと

    子房がちょっと膨らんでイチゴっぽくなっている?

    だいぶ大きくなってきました

    ミツバチの「写真」はあまり撮る時間がありませんでした。まともに撮れていたのはこの1枚くらい。

    ハウスの中といっても、日がかげるとハチたちは巣箱に帰って休んでしまうことを、この日はじめて知りました。

  • クヌギカメムシの卵

    仙台市郊外で見つけたクヌギカメムシの卵。

    山形県ではクヌギが非常に少なく、クヌギがあればどこでもいるように思われたクヌギカメムシも滅多に見ません。
    こんな卵塊を見るのは久しぶり!しかも普通にそこら中にべたべたついています。
    ・・・実は1月に伊丹に行ったときも撮影したのですが、やはり近い所で見ると嬉しいものです。
    カメムシの卵に何を熱く語るかと思われるでしょう。何だかヌルヌルしてそうで気持ち悪いと思われるでしょうか?

    まれにゼリー物質にくるまれていない卵があります。

    これを見ると、卵には3本の突起のようなものがついているのがわかります。

    通常は、この3本の突起だけがゼリー物質から外に出ています。

    先の方は太くなっていて、先端はくぼんでいて、穴があいているようにも見えます。
    普通に考えられるのは呼吸のための器官ですが、それ以外に何か秘密が隠されてないでしょうか。

  • アオバアリガタハネカクシ

    仙台市の広瀬川河川敷に虫さがし。目標のナナホシテントウは1匹だけ見つかりました。
    石の裏に卵もありましたから、普通にたくさんいるんだと思います。
    雨の降りそうな薄暗い天気だったので、まあ仕方がありませんでした。
    あとは気になっていたコブハサミムシを探して気になる石をひっくり返してみましたが、こちらはまるでダメ。
    どうも環境が違うようです。唯一の収穫はアオバアリガタハネカクシ1匹でした。

    あとで撮った写真を見ながら、つかまえてこれば良かったと思いました。
    青く輝く小さな前翅の下に後翅がたたまれる様子はかなり面白いはずです。。。1つ課題に

    こいつはちゃんと飛べますが、よく似たエゾアリガタハネカクシというヤツは後翅が退化して飛べないとのこと。
    それと、5〜6月によく見る、ちょっと大型のコアリガタハネカクシも飛べないようですので、要注意です。

  • 雪の上のトビムシ

    今日は天気がよく気温も6℃以上にあがったというのに、結局野外に出ることができず、諸々が終わって家に戻った頃には西日が差しはじめておりました。庭の雪もだいぶかさが減りましたが、吹き溜まったあたりはまだ腰の高さくらいまで積もっています。

    見ていたら何だか無性に雪かきしたくなってきました。1時間程度では大したことができませんでしたが、いくらか雪解けが進んでくれるでしょう。西の方じゃ最高気温10℃以上の予想がバンバン出ているというのに、こっちはまだ今年になって10℃以上なんて一度もありません。季節の差がどんどん開くばかりに思えて、妙に焦ってきます。一発、どっと暖かくなって一気に雪を消し去ってほしいものです。

    少しだけ春らしいものを見ました。雪の上のトビムシです。大きさは2mmほど。普段は地表付近にいて小さすぎて気がつかない連中ですが、雪の上ではさすがよく見えます。それでも、こうして目でよく確認できるのは、今頃だけでしょう。すごい数がいるものです。

    それにしても、気温が上がったからといって、なんでわざわざ雪の層を登ってくるんでしょう。わずかにゴミのようなものがあると集まって食べていますが、地上の方がよっぽどエサは多いでしょうし・・・理由がよくわかりません。