Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • カバタテハの卵

    伊丹市昆虫館で、超マクロ用にいいモデルさんないですかと聞いてみたら、それなら・・・と出してもらったのがこれ。
    肉眼ではわからなかったですが、ファインダーを覗いた瞬間に、おおっと声が出てしまいました。

    チョウの温室に飛んでいるカバタテハの卵です。
    タテハチョウの卵は長い毛のものが多いですが、これはまた特別な長さ。

    微動装置を持っていなかったので、10枚以上撮影し、適当な3枚を選んで深度合成しています。
    そうでないともっとボケボケ。

  • キイロテントウ

    緑の葉裏で越冬中のキイロテントウ

    胸には黒い一対の、まるで眼のような黒い紋があります。

    顔のアップ。本当の眼は複眼で、たくさんの個眼が見えます。

    前胸背も前翅もエッジは透明に張り出していて、頭部も一部透明なカバーにおおわれたようになっています。
    これを見るとカバー越しに外の様子もよく見えそうです。

  • クロスジホソサジヨコバイ

    昆陽池公園で見つけたクロスジホソサジヨコバイ。
    以前に東京で見た時はマクロが撮れる機材を持っていなかったので、残念な思いをしました。


    「マエムキダマシ」と名づけたのは糸崎さん? その遊び心、楽しくなりますね。。。
    前翅の先の方、つまりお尻の方にはっきりとした目玉模様があります。

    腹端の赤も、こちらに天敵の意識を集中される効果があるのでしょうか

    本当の頭側もアップ

    先日カメラを替えたことで、野外での超マクロも以前よりやりやすくなりました。
    といっても生きている虫では難しいことも多い。実践は今回が初めてで、厳しさもよくわかりました。
    数をこなして腕を磨こうと思います。

    幼虫もいました

    この虫、鶴岡では見つけたことがありませんが、他の東北の地ではどうなのでしょう。
    もし雪がダメなら仙台あたりでは見られないものか、気になるところです。

  • クサカゲロウの一種

    ヤツデの葉裏に越冬中のクサカゲロウを見つけました。

    これは複眼が綺麗そう。。。

    アップで1つ。2枚の画像を深度合成

    もう一つ。こちらは3枚から深度合成

    振動やストロボ光に驚いたのでしょう。
    触角を大きく揺らしてくれて、何枚も候補撮影したのに、深度合成に使える組み合わせは稼げませんでした。
    ただし、2枚とか3枚の合成でも、かなり有効であることを、確かめることができたのはよかった。

  • 超マクロ用カメラをチェンジ

    これまでE-520で撮影していましたが、今日からE-PL1に切り換えます。
    今まで何故試そうとしなかったのかと思いますが、超マクロの超まっ暗なファインダー像に、E-PL1の方が圧倒的にフォーカスしやすいことに、ようやくようやく気づきました。愚かでした。。。

    メニューをさわっていた時のことです。気になる項目を発見しました。
    LVブースト

    ONにしてびっくりです。超マックロだったファインダー像がパッと明るくなりました。
    これはスゴイ!今までの苦行のような撮影は何だったんだ〜。
    もしかしてLVがこの世に出てから、ずっと実装されていた機能だったのでしょうか?
    だとしたら、ますます恥ですが、まあ気づいてよかったとしましょう。

    (後に、E-520にもしっかりLVブーストがある事に気づきました。。。トホホ)

    これは先日鮭川村で採集したオオミドリシジミの卵

    撮影後に、何だかいつもより倍率が下がったように感じました。
    もっともなこと。フォーサーズと比べてマイクロフォーサーズではフランジバックが短くなるのですから当然です。
    フォーサーズ38.67mmに対して、マイクロフォーサーズ19.3mmとのこと。
    20mmの中間リングを追加すればOKです。