何となくコツがつかめた感じがして、しばらく頑張ってみましたが、あんまり散々な結果の連続に
1人、山の中で笑っておりました。
こうもはずしを連発できるのは、もはや1つの才能なんじゃないでしょうか。
フレームに納まった唯一の1枚も、ギフチョウのポーズが今一つ。
たまに神が降りてきたような奇跡が生まれることもありますが、この日は全くでした。
ニホンミツバチ、ビロウドツリアブ、ハナアブ、ハナバチ、ルリシジミ・・・
様々な虫たちが吸蜜・花粉集めに集まっていました。
パナGH2とシグマMacro150mmでの昆虫映像撮影は、今までにない楽しさがあります。
50mmマクロ+1.4倍テレコンより、断然これ↑がいいと思いました。
何より距離を取れるのが嬉しい!虫たちはこちらに気にしない自然な姿を見せてくれます。
ただし、カメラと虫の距離が離れたことで問題が1つ出てきました。集音力の低下です。
虫の羽音がないのがあまりに寂しすぎる・・・
というわけで、Youtubeのオーディオ入れ替え機能を使ってみました。
もちろん、ここは虫の羽音をしっかり入れてお見せしなければならないところです。
でかくなりますが、ガンマイクは必須と思いました。
体長1cmくらいのハナバチ。詳しい種名は不明です。
固い粘土質の地面に穴を掘っていました。
これから、土の中に複数の小部屋をつくり、花粉と蜜をつめて卵を産んでいくと思われます。
Panasonic LUMIX GH2 SIGMA Macro150mmで撮影
ようやく、今年初めてのギフチョウです。
前日にはすでに見ていましたが、時間が悪くて飛んでばかり、1枚も撮影できませんでした。
聞いた話ですが、今年、山形県内で最初のギフチョウ確認報告は、4月10日だったそうです。
それから、5日経っていますが、本日撮影したこの雄を見ても、発生からまだ間もないことがわかります。
尾状突起も含め、ほとんど無傷。他の雄との接触も、まだそれほどないということでしょう。
まだ、はじまったばかりです。
もっと失敗は、電池の充電忘れだったかもしれません。
この1枚に気をよくして、 何度も試みたかったのですが、
内蔵ストロボの充電も怪しい状況で、早々に止めることにしました。
この手の撮影に重宝しているのがリコーGX200。
高感度ノイズが気になるところですが、まだまだ使えます。
というより、他のカメラではこううまくやれるか、正直自信がありません。