Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • シャクガの幼虫

    2月はじめに撮影したシャクガの幼虫(>>>)の現在の様子です。

     

    ほぼ2ヶ月ぶりに見たのですが、それほど様子が変わった感じがしませんでした。ですが、以前の画像と見比べてみると、何だか幼虫が小さくなったように見えませんか?

     

    もちろん、大きくなったのはミズナラの芽の方です。これからの1ヶ月、ミズナラの芽吹きと共に、幼虫も劇的に変化するはず。車でも入れる場所ですから、できるだけ足を運んで、幼虫と芽吹きの成長ぶりを観察していきたいと思います。

  • ミツバチとキクザキイチゲ

    今日は朝から日差しが強く、日中の最高気温も10℃超えです。ギフチョウに期待してT山に向かいましたが、まだちょっと足りなかったようです。
    それでも、春の熱気に心が躍ります。キクザキイチゲの咲く斜面には、あちこちからニホンミツバチの小さな羽音が聞こえてきました。

    そして、また昨年同様、永幡さんと遭遇です。これにはお互い笑ってしまいました。ようやく、春が来ましたねぇ。。。

     

       

  • マルハナバチに似たハナアブ

    よりによって変な所にとまってくれたもんです。残念ながら近くのキクザキイチゲに来ることなく、遠くに飛び去ってしまいました。

    体長1cmちょっと。ナガハナアブの一種かと思いますが、詳しくは分かりません。見事なまでに、マルハナバチにそっくり。腹端のオレンジ色なんて、そのまんまじゃないかと思われます。

     

    確か、昨年も同時期、同じ場所で永幡さんと一緒にこれを見ております。

  • ウスバシロチョウの幼虫


    雪のない小諸では2月末にはムラサキケマンの若葉を見ることができ、ウスバシロチョウの小さな幼虫も早い時期から見ることができました。でも、雪深い山形、特に今年は3月末になってようやく地表が出たばかりです。さて、ウスバシロチョウの幼虫はどうしているでしょうか?

     
    意外な事に、すでにいい具合に葉を広げたムラサキケマンがそこら中に見られました。ウスバシロチョウの幼虫も、雪の下にできた空間で、ある程度成長しているかも知れません。。。

     

    食草の辺りをしばらく見てまわったところ、ようやく二匹、小さな幼虫を見つけることができました。
    同じ株の近くで、枯れ葉の上で日光浴していました。

     

    まずは一匹目
       

     

    そしてもう一匹
       

    やっぱり、まだ本当に小さな幼虫でした。体長3mmほど。
    1齢幼虫じゃないでしょうか?
    まだ卵から孵ってまもないところなのかも知れません。

    幼虫を探したのはこんな場所。まだ雪が残っております。

  • ミスジチョウの幼虫

    日本赤十字に義援金を送ろうと、鶴岡郵便局に出かけました。どこの郵便局でもいいわけですが、よし送るぞ!という気合いが鶴岡で一番の郵便局に向かわせましたが、途中また思いっきり吹雪いてきて・・・全くいったい何なんだろう。。。今日は3月17日、啓蟄はもう10日も前に過ぎてるんだぞ!

     

    銀座通りのアーケードの中にも雪が入ってきます。すでに花芽がふくらみはじめたジンチョウゲも寒そうです。

    ついでに一月に見つけた神社のミスジチョウの幼虫を見に行きました。2ヶ月たっても、もちろん幼虫の作った台座はしっかり枝についています。

    もう1ヶ月もすれば、カエデの新芽も開くでしょう。あともう少しです。