2月はじめに撮影したシャクガの幼虫(>>>)の現在の様子です。
ほぼ2ヶ月ぶりに見たのですが、それほど様子が変わった感じがしませんでした。ですが、以前の画像と見比べてみると、何だか幼虫が小さくなったように見えませんか?
もちろん、大きくなったのはミズナラの芽の方です。これからの1ヶ月、ミズナラの芽吹きと共に、幼虫も劇的に変化するはず。車でも入れる場所ですから、できるだけ足を運んで、幼虫と芽吹きの成長ぶりを観察していきたいと思います。
今日は朝から日差しが強く、日中の最高気温も10℃超えです。ギフチョウに期待してT山に向かいましたが、まだちょっと足りなかったようです。
それでも、春の熱気に心が躍ります。キクザキイチゲの咲く斜面には、あちこちからニホンミツバチの小さな羽音が聞こえてきました。
そして、また昨年同様、永幡さんと遭遇です。これにはお互い笑ってしまいました。ようやく、春が来ましたねぇ。。。
雪のない小諸では2月末にはムラサキケマンの若葉を見ることができ、ウスバシロチョウの小さな幼虫も早い時期から見ることができました。でも、雪深い山形、特に今年は3月末になってようやく地表が出たばかりです。さて、ウスバシロチョウの幼虫はどうしているでしょうか?
意外な事に、すでにいい具合に葉を広げたムラサキケマンがそこら中に見られました。ウスバシロチョウの幼虫も、雪の下にできた空間で、ある程度成長しているかも知れません。。。
食草の辺りをしばらく見てまわったところ、ようやく二匹、小さな幼虫を見つけることができました。
同じ株の近くで、枯れ葉の上で日光浴していました。
やっぱり、まだ本当に小さな幼虫でした。体長3mmほど。
1齢幼虫じゃないでしょうか?
まだ卵から孵ってまもないところなのかも知れません。