初詣にいつもの神社を訪れたときのこと、境内のカエデに残った枯れ葉を見て、おや〜?となりました。
枝をたぐりよせて見ると、確かにミスジチョウの幼虫が越冬中。
こんな街中にいるものなのか・・・と驚きました。
それから諸々の事情でご無沙汰してしまい、10日ぶりに訪れると、幼虫はまだ無事でした!
本格的に降り出した雪も一緒に撮影しようと狙ってみましたが、なかなか数多く写らないものです。
この程度がベストでした。。。
新年あけましておめでとうございます!
今年も、新しいものにどんどん積極的に挑戦していく一年にしたいと思っています。
みなさま、どうぞよろしくお願いします。
そんな事をいいつつ元日だからと朝からお屠蘇をいただくのは・・・・今年はやめにして
2011年は初日から撮影にでかけました!
といっても、珍しく風もない暖かい陽射しがふりそそぐ、しばらく無かった好天でしたから、じっとしていられなかったのではありますが、結果、すばらしく面白いものを見つけることができました。
スミナガシの蛹です。
アワブキから5mほど離れた、高さ15cmほどのところについていました。
この蛹、飼育しながら撮影したことはありますが、自然状態では見つけたことがありませんでした。
何度見ても惚れ惚れする見事な擬態!枯葉にしか見えません。
そして、この虫食いあとのような切れ込み。。。。まったく、そこまでやる必要があるの?
こんなにうまくやれちゃったら、ひっそり隠れるどころか、逆に誰かに自慢したくならないかと思います。
新しいスタイルの動画撮影がおもしろく、色々撮影しています。
この日は雪の上に現れるクモガタガガンボを撮影してきました。場所は湯殿山の麓、標高700m付近。
前半に雄、後半に雄で構成しています。たぶん同じ種類と思うのですが、よくわかりません。
しばらくカメラを持って雪道を歩いてみましたが、やっぱり歩いているところしか撮影できませんでした。
歩いているばかりではつまらないと、私も思います。雄と雄の出会いなんて、自然状態で見るのは難しいのか?
ならば、雄の前に雌を置いてみるとかしてみようか・・・などと企んでみます。
ここからは写真です。
動画ではわかりにくい体の仕組みも写真だとバッチリ。
前翅は全くないわけではなく、極々小さなものが残っているのがわかります。
平均棍は何か役目があるのでしょうか。こちらは普通のガガンボと変わらないサイズがあります。
こちらは雄。後脚の腿節は雄と比べると明らかに太く発達しています。腹端は交尾器と思いますが、形状がとっても複雑です。
前日に届いたLUMIX GH2で、早速昆虫のビデオ撮りやってみました。
このカメラ、私はビデオカメラとしての導入です。
「60i」でありますが、HDで秒60フレーム撮影ができるレンズ交換可能なカメラをずっと待っていました。
本当はOLYMPUSがこれをやってくれるのを待っているのですが、その日も近いでしょうか?
YouTubeでは60フレームで再生できていませんので、スムーズに見えませんが、
テレビに表示するとかなり素晴らしいです。
この時の様子はもちろん写真にも撮っています。
翅のないタイプのタマバチはカシワに見つけました。
頂芽ではなく脇の小さな芽に産卵していました。
鱗状の芽の表面のすきまに産卵管をさしこんでいるようでした。