Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • タマバチの一種

    また別の場所で(国道脇のカシワ林)産卵中のタマバチを見つけました。
    体長3mmほどの小さなやつです。
     
    12月に撮影下物とは明らかに別種です。この種のタマバチは活動期は1月までと思っていましたが、2月末に出るものもいることがわかりました。

    ところでこの場所。2年前にハヤシミドリシジミの卵を探して見つからなかった事がありました。
    しばらく卵探しが続いているので、今は目がちょっと効くようです。
    今回は見つかりました!
     

  • 2倍テレコンへの期待は・・・

    Kenkoの2倍テレプラスの旧タイプ、MC7 DGが格安で出ていたので、思わず衝動買い。届いてすぐに試したのは、MP-E65mmの最大倍率の拡張、5倍→10倍の画質です。

    もちろん、テレコンに過度の期待をしてはいけません。ですが、先日、ミズイロオナガシジミの卵をトリミングで掲載しながら、1つ思ったことがありました。

    5倍で撮影した画像を画像処理で2倍にリサイズしたものと、テレコン2倍で撮影したものと、果たしてどちらが解像度の高い結果が得られるのか?

    こういう時は、ついつい、見えないものに期待してしまいます。試さなくては、どうにも落ち着かなくなってしまいました。で、早速結果ですが、リサイズしてアップした方が、若干ですが、画質がいいという答が出ました。
    モデルはアカシジミの卵。左がMC7を使った画像、右は20日撮影のものをPhotoshopでリサイズ&トリミングした画像です。
     
    両者とも、F5.6でピントをずらしながら複数枚撮影後、Photoshopにて深度合成しています。

    そして、それぞれの部分アップ(ピクセル等倍)。
     

    見ての通り、違いはごくわずかなものです。
    ただ、テレコンを使うと、画面は暗く、画角も狭く、重くなって、撮影が難しくなります。
    そこを考えると、普通に撮影してリサイズやトリミングする方が断然良し、です。

    では、せっかく買ったテレコンは・・・?
    ビデオ撮影に使えば、写真以上に威力を発揮してくれることでしょう。
    GH2に使えば、どれだけの倍率が得られるでしょう? これまた悪い想像です・・・

  • ミドリシジミの卵

    ハンノキ林はどことなく春めいてきました。

    ほんの一部ですが花穂が開きはじめたようです。

    左は雄花、右は雌花。
     
    まだ開いているとは言えないでしょうね。でも、だいぶ柔らかくなってます。

    ついでにミドリシジミの卵を探してみました。ようやく見つけた卵塊1つ。
     

    見つけたのはここです。

    2年前とほぼ同じ場所。。。

    すっかり春の日差しです。この日も相当雪解けが進みました。

  • アカシジミの卵

    17日に採集したアカシジミの卵(ウラナミアカの可能性も?)を、5×で撮影し、深度合成してみました。

    卵の周りに付着しているのは、枝または葉柄の表面の毛を掻き取ったもの。
    以前、小諸で産卵中の様子で海野さんと確認したことを、思い出しました(小諸日記より
    こうして冬に見ると、枝はつるっとしているので想像がつかなくなってしまいます。

    こちらも17日のものと同じ。ウラジロミドリシジミでしょうか?
    同じく5×で撮影していますが、アカシジミの卵よりだいぶ小さく見えます。

    さらに他のミドリシジミの撮影を続けていきます。

  • 卵さがし

    夕方、庄内砂丘の林(iの村)にて、ゼフィルスの卵を探しました。
    深度合成のモデルさんになってもらうため、見つけたら枝ごと持ち帰ります。

    カシワの芽で見つけた卵

    同じくカシワで

    こちらはコナラで見つけたもの。
    アカシジミ?それともウラナミアカシジミ?
    実は庄内でのゼフィルス探しはあまりちゃんとやってなく、アカシジミはまだ成虫も見ていませんでした。

    アカシジミは産卵直後、卵の周りをゴミのようなものでおおい、わかりにくくします。
    表面には突起がなく、ゴルフボールのように細かいへこみがあります。