Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • アオスジアゲハの蛹


    海沿いの林を見てまわっていて、ふと、1本のタブノキが気になりました。高さ2mもない、まだ小さなタブノキの上の方に、いかにもアオスジアゲハの幼虫が残したような食痕が見られます。秋にそこで育ったものがいるとすればと覗き込んだら・・・ありました!!

     


    これまで野外で卵も幼虫も見ていますが、蛹は見つけたことがありませんでした。色は全体にきれいなので、とりあえず寄生されている様子はありません。勘ですが、生きていると思います。羽化は5月上〜中旬かと思います。それ以降に確認すれば、無事越冬できたかどうかも分かるでしょう。

     

  • ヤママユガの卵


    急に冬が戻ってきました。せっかく地面がのぞきはじめた所も、また雪におおわれて、寒いこと寒いこと・・・。室内で、採集してきた卵の拡大撮影&深度合成作業をやっておりました。これはヤママユガの卵。拡大倍率は4×ですが、すでに十分なサイズです。

     

     


    卵の表面には様々な汚れが見えます。緑色の部分は藻類の集まりでしょうか。こんな小さなガの卵の表面にしっかり生き続けているなんて、すごい。。。考えてみれば、この汚れの一つ一つも、微細な生物たちにとっては世界そのものだったりするのかも知れません。ミクロな世界をちょっとのぞいただけで、色々考えてしまいました。まさに、奥の深い世界です。

  • カシワの卵二種

    最近カシワで見つけたゼフィルスの卵を、室内で5×で撮影してみました。注目したのは卵の大きさです。

    庄内のカシワ林に見られるゼフィルスは、ハヤシミドリシジミとウラジロミドリシジミの二種。両者とも卵の形状はよく似ていて区別は非常に難しいのですが、サイズの違いで区別できるとのこと。それなら、いつもの5×固定で撮影すれば、識別できるだろうと思いました。

    撮影したのは次の5個の卵です。


    さあて、やっぱり微妙な差です。
    一枚目の卵は他に比べてやや大きいようです。これがハヤシミドリシジミで、他はすべてウラジロミドリシジミということでしょうか。
    採集した場所についても、実は一枚目のものだけが全く離れた場所で、他はほぼ1km圏内で採集したものです。

    このまま飼育を続けていけば、答が出るのでしょうけど、相当に根気のいることです・・・う〜ん

  • クロモンサシガメの幼虫

    川原の石をひっくりかえしていたら、こんなカメムシの幼虫が何度か出てきました。
    クロモンサシガメの幼虫と思います。

    ちょっと気味の悪い写真ですが、こんなシーンもありました。
    ワラジムシやヤスデの死骸と並ぶようにうずくまっていた幼虫。

    もしや、越冬中も周りの虫を補食するのではないでしょうか?

  • タマバチの一種

    また別の場所で(国道脇のカシワ林)産卵中のタマバチを見つけました。
    体長3mmほどの小さなやつです。
     
    12月に撮影下物とは明らかに別種です。この種のタマバチは活動期は1月までと思っていましたが、2月末に出るものもいることがわかりました。

    ところでこの場所。2年前にハヤシミドリシジミの卵を探して見つからなかった事がありました。
    しばらく卵探しが続いているので、今は目がちょっと効くようです。
    今回は見つかりました!