Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • オオスズメバチ

    夏の間どうも縁がなかったオオスズメバチ。今頃にらめっこしています。
    もっとも、こんな秋が深まった今だからこそ、落ち着いて撮影できるというもの。
    我々の身近にもっとも危険な野生生物といえば、クマなんぞではなく間違いなくスズメバチです。
    巣を攻撃しないかぎり大丈夫などと、私は思いません。

    まだまだ働きバチが活動中、コナラの樹液を熱心になめていました。さすが鶴岡は温暖。
    なにしろ、まだ氷点下の朝がありません。

    後で撮影した画像を確認していて、大アゴの間からのびる口が気になりました。特に左の画像。
    こんな形をしていたとは知らなかった。。。

     

  • フクラスズメ

    山形より鶴岡に戻り、ちょっと夜の雑木林の散策に行ってみることにしました。
    夜になっても気温は10℃を下らず、生暖かい感じがします。
    昼間、山形ではクロスジフユエダシャクが飛んでいるのを見ましたが、鶴岡はどうなっているのだろう。。。

    残念ながらフユシャクは一匹も見ませんでしたが、かわりに樹液にやってきたフクラスズメを見ることができました。オオスズメバチも来ていて、ドキッとしましたが、よく見れば雄でした。

     

  • ナミテントウ

    人によってはかなりの嫌悪感をいだくこんなカットも、私のようなものにとっては楽しくなるばかり。ナミテントウの集団越冬の図は、撮りたくてもなかなかお目にかかれないものです。


    一匹、カメノコテントウもまじっていますが、他は全部ナミテントウ。

    でも、こんなのはホンのごく一部です。おびただしい数のナミテントウが集まった、ある谷間の小屋で、どう撮影したら「数」を写せるのかともがいた末に、ちょっとまとまっていた所を撮っただけのもの。このおそらく数百倍のテントウムシが、小さな小屋に集結した、ビックリ仰天な光景でした。

     


    ツマジロカメムシとスコットカメムシも外壁をたくさん歩いていました。
    しかし、ナミテントウと一緒に固まったりはしないようでした。

  • ツマジロカメムシ

    なかなかいい谷間を発見しました。
    ナミテントウをはじめ、カメムシがたくさん集まっているようです。

    多かったのがツマジロカメムシ。黄色く色づいたヤマノイモの葉が暖かそうです。

    スコットカメムシと並んでいるところを欲張って探してみますが、結構難しかったです。
    双方たくさんいることはいるのですが、できれば紅葉した葉の上でばったりという所で行きたいところ。
    ササの葉の上じゃ今ひとつ、だなあ。

    注意していましたが、車の中には、テントウムシやカメムシがたくさん入ってしまいました。
    避けられるものじゃありません。彼らは越冬場所を探してすき間にもぐり込もうとするわけですから。
    そして後日、おかしな事がありました。

    前日の飲み残しのペットボトルのお茶など飲まなきゃいいのに、何も考えずに口にした私。
    瞬間、ブーーっと思いっきりインパネめがけてぶちまけてしまいました。
    お茶と一緒にはき出したのは一匹のカメムシ。たぶん車の中にずっと潜んでいたツマジロです。
    まるでドリフのコントみたいに、人って本当に吹き出してしまうものと知りました。
    40年生きてきて、たぶん初めての体験。あれは「反射」なんですね。
    誰かと向かい合ってのことだったとしても、たぶん抑えられません。

    バナナの皮に滑って半回転したり、ミツバチに鼻の頭を指されて涙が止まらなかったり、
    「ホントにあるんだこんな事」体験を結構やっている私ですが、また一つ追加です。

  • コカマキリの産卵

    寒くはないのですが、天気は悪く、時々小雨が降ります。
    1日、室内での作業をすることになってしまいましたが、いいこともありました。

    昨日に続いて、コカマキリの産卵です。
    自宅の玄関に続く板塀で産んでくれていました。

    まだまっ白な卵鞘の中に、黄色い卵が見えています。