どういうわけか、ヒメアカタテハが非常に少なく苦労しました。 いても翅がぼろかったりで、思うように行きません。
この日14時過ぎになって、ようやく一匹撮影。 もうすっかり秋が深まって、日の傾く時間が相当早まってきました。
ウラナミシジミはやたらよく見ます。 ヤマトシジミより一回り大きく飛ぶのが速い、一目見てすぐにわかるシジミチョウです。
おやおや、下の方にハナグモがおります。 ファインダーを覗いているうちは気がつきませんでした。
昨年、11月はじめに落ちガキに集まるキタテハを撮影しました>>> 本当は木に残ったカキに集まるキタテハを撮りたかったので、今年は少し早めに訪れてみました。 しかし、キタテハややっぱり落ちたカキを好むのでしょうか?下に集まっていました。
枝に残ったカキに多かったのはアシナガバチです。 左はセグロアシナガバチの雄バチ3匹、右はキアシナガバチ。
越冬前のシロテンハナムグリまで来ていました。
ため池の直下に作られた1m四方くらいのコンクリートの水ため。 どういう役目なのか知らないのですが、ここによく池から流されてきた生きものがたまっていることがあります。 この日見たのは大量のオオミズスマシ。 画面に収まるだけでこのくらいいましたから、全体では相当の数が留まっていました。
近づいて撮影できる滅多に無いチャンスでした。
なかなかいい場所を見つけました。 ミゾソバやアザミのなかまがたくさん咲いていて、たくさんのチョウが吸蜜に来ていました。
テングチョウにスジボソヤマキチョウ
アカタテハ、キタテハ
キチョウもこの時期たくさん見られます。 かなりの数が越冬に入ると思いますが、春に見られるのはごくわずかです。 越冬中に相当数が命を落とすということでしょう。
急にカキの実が熟してきました。 先週まではちょっと色づいたくらいだったのですが、朝晩冷え込んできたのが効いているんでしょうか。
熟して破れたところで一匹のシータテハが汁を吸っていました。
後翅裏にアルファベット「C」の模様があってシータテハなのですが、 この一匹はC模様がはっきりしないヤツでした。 キタテハにもC模様があって両種は間違われることが多いようです。 見慣れると表の模様で一目でわかるのですが、後翅の突起を比較するとより区別しやすいです。 シータテハは一ヶ所大きく尖っている部分がありますが、キタテハはわずかに尖っている程度です。