Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ハイスピードカメラ「E2」

    6月に平岡商会さまよりお借りしたハイスピードビデオカメラ「E2」
    512pixel×512pixelのSDサイズにて最高2000fpsでの撮影が可能です。
    通常のビデオカメラが基本的に30fpsですから、66倍時間をのばして見ることができます。
    300fpsのカシオのEX-F1と比べても、まるで別次元の映像です。

  • カワラバッタ

    同じ県内でも場所によってはシーズン終わりのカワラバッタ。
    上山に出てきたついでに、も少し先まで足をのばして撮影してきました。

    気温が下がってきたためか、じっとしているものが結構多く見られました。特に雌。
    近くを通っても飛ばないカワラバッタは・・・そうとうに手強い!

    うっすらと青みがかった、実はとっても綺麗なバッタです。

  • キチョウ

    時々小雨の降るパッとしない1日。しばらくこんな感じが続いています。
    気温は高めなので(それでも26℃)色々見てまわったけれど、収穫が少なくちょっとガッカリ。

    唯一よかったのがキチョウ。非常に敏感なチョウですが、悪天候が幸いして撮りやすかったです。


    少々くたびれた感じのミソハギで吸蜜。
    この直後、手前の小さなアリに追い出されました。

  • イラガの幼虫

    時折雨が降るなか、イラガの幼虫のマユ作りをビデオ撮影しておりました。

    その時のこと。

    ふと近くにいた別の終齢幼虫を見ていて、あれっと思いました。

    おしりのあたりに何とも面白い模様・・・(頭を下にしてとまっています)

    ちょっとお間抜けな犬の顔が、どうでしょう、見えてきませんか?

    ※この虫はトゲに強い毒を持っています。さわると非常に痛い思いをしますので、ご注意を!

  • コナラシギゾウムシ

    ハイイロチョッキリとほぼ同時期に出るコナラシギゾウムシ。
    同じように見つからないかと、しばらくコナラのドングリを見てまわっていますが一向に見つかりません。そういえば前にカシワの葉上にとまっているのを見たことがあったのを思い出しました。


    カシワのドングリ。もうすっかり大きく実っています。
    コナラと比べて2倍以上大きなものです。

    しばらく探してみたら、いましたいました。
    ドングリのはかまに長い口を突きたてて、カリカリやっています。
    産卵行動なのか、ただ食べているだけなのか、この姿だけではわかりません。

    でも、ちょっと高くて、また枝をたぐり寄せないと撮影できません。
    ハイイロチョッキリといい、このコナラシギゾウムシといい、じっくり撮影するためには、
    やはり採集して低いところで撮影する工夫が必要です。