Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • アオマツムシ

    鶴岡市内にも本格的に進出してきました。アオマツムシ、年々数を増やしています。
    昨年より明らかに鳴き声を聞くポイントが増えてきました。
    庭木でも発生しますから住宅地にも増えています。


    かがくナビ自然だよりに記事を書きました。
    どうぞご覧下さい。

  • ハイイロチョッキリのどんぐり

    半月前に、山形に来てからハイイロチョッキリのどんぐりを見ない、などと書いていますが、
    とんでもありません。普通に多いことがその後わかってきました。
    要するに、ちゃんと見ていなかったということです。
    小諸にいる頃は、毎日の通勤で林の道を行き来していましたから、苦もなく目に入ってきたわけですが、
    それにしてもヒドイなあと思いました。
    注意して見ていると、いたるところに落ちています。特に山あいには多く、海岸近くの林にも普通に見られます。


    ハイイロチョッキリのどんぐり とは私の造語です。
    ハイイロチョッキリは、ドングリに卵を産み、枝ごと切り落とす習性があります。
    この枝ごと切り落とされたドングリをしめす言葉は特にないようですので、仮にハイイロチョッキリのドングリと呼んでみます。
    お盆頃からの産卵期には、コナラやクヌギなどの木の下を探すと、こんなハイイロチョッキリのドングリがたくさん落ちています。
    ただし、虫は木の高いところで作業していることが多いので、滅多に見ることはありません。

  • オオルリボシヤンマの産卵

    山の湿地でオオルリボシヤンマの産卵を見てきました。

    近くの林道にはオニヤンマ。

    このところよく見るマユタテアカネ。直射日光の当たらない林の道によく見ます。

    再び登場、マダラナニワトンボ。
    山形県内では数カ所しか生息が確認されていない貴重なトンボです。

    ノシメトンボから翅の黒をとったような地味なヤツですが・・・

  • キリギリス

    撮影には結構苦労させられます、キリギリス。

    鳴いているんだから音のする場所を探せばいいわけですが、
    彼らは草むらの根際を鳴きながら移動しているので、なかなか難しいのです。
    もちろん、草にぶつかってしまったり、パキッと音を立てれば、すぐに鳴きやんで気配を消してしまいます。


    比較的見通しのよい海辺の草地で格闘すること2時間・・・それぐらいやった気がします。
    ようやく何枚か撮影できましたが、鳴いている姿はついにとらえることができませんでした。
    庄内のキリギリスは信州のものより手強い感じがします。

  • アオイトトンボ

    アオイトトンボは普通種で、山の水辺を見てまわるとどこにでもいる感じです。でも、毎年、このトンボの美しさにはハッとさせられて同じような写真を撮ってしまいます。
    希少種のコバネアオイトトンボじゃないか、などと思ってしまうこともあるのですが、どういうわけか前年に感激した記憶がリセットされ、特別なものを見たような気になってしまうのです。
    今年もまたやってしまいました。


    白い粉を吹くのはアオイトトンボの雄の特徴。
    複眼の青は何度見ても綺麗です。

    こちらは雌雄のおつながり。

    近くに多かったキイトトンボ。これも真夏によく見る普通種です。

    クロイトトンボ。これも普通種で、かなり地味なイトトンボです。
    そう思っているためか、ろくな写真が撮れていません。いざという時に困るはず。

    アオイトトンボと争うように目の前にとまってくれました。
    いい機会をもらいました。。。