Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • アブラゼミ

    鶴岡でセミといえばアブラゼミです。近所でミンミンゼミの声を聞くことはありません。
    いつのまにか最盛期のにぎやかさです。

    このところ珍しく鶴岡も熱帯夜が続いております(ほぼ熱帯夜もふくめて)。
    夜中でもアブラゼミの合唱がやみませぬ。

  • 熱いのはイヤ!

    赤川の河口付近を見てまわりました。
    昨年遂に巣を見つけられなかったハナダカバチのリベンジをと思ってです。
    しかし、やっぱり見つかりませんでした。。。

    途中、あんまり熱くて川に足を浸して休んでいたのですが、ふと周りを見ると
    この暑さに耐えられない思いは、虫たちも同じようで・・・

    砂地によく擬態するヤマトマダラバッタ(ヤマトバッタ)。
    ところが、砂の上は熱すぎてじっとしていられません。

    草に上ったり枯葉の上に乗ったりで、難を逃れます。
    後脚を浮かせば、いくらか熱いのを逃れられるかな?
    ・・・大変です。

    ちょっと湿った砂地が好きなエリザハンミョウ。

    日なたにはいられない様子。日陰をさがしてもぐり込みます。

  • 海辺のキアゲハ

    泳ぎはしませんが夏はよく砂浜を歩きます。
    虫は少ないですが、時々面白い出会いがあるのです。

    今日の出会いは、咲き始めたハマゴウに吸蜜にやってきたキアゲハ。

    気温は33℃超え。キアゲハは真夏のかんかん照りの中でも元気に飛びまわっています。
    アゲハの仲間でも、とびきり暑さに強いんじゃないでしょうか。
    寒さにも強そうですしタフなアゲハです。

    この翅についたオレンジはオニユリの花粉に違いありません。
    オニユリの花粉は服につくと落ちないですね。

  • オナガアゲハ

    庄内砂丘の防砂林はおもに植林されたクロマツで、広葉樹はポツポツ混じっている程度。
    などと思っていましたが、意外に色々な虫たちが見られます。

    今はアゲハの仲間が旬なようです。
    オナガアゲハが海岸から1km以内で見られるとは驚きました。

    オニユリで吸蜜するクロアゲハ

    実はカラスアゲハがたくさん飛んでいてビックリしたのですが、連中、全然花にとまってくれません。
    雌を探すだけの雄のようでした。
    でも、これは朝早い時間にくれば天国かも。。。

  • アオバセセリ

    土手の上の方にアオバセセリが見えました。
    遠い。。。届かんなあ。

    諦めて下から見ていると、思いがけずおりてきました。
    しかし、パッとやぶに飛び込んで姿が見えなくなってしまいました。
    これは前にも何度か見た行動。。。チャンス到来!
    葉裏で休むアオバセセリです。

    まともにストロボをあてると、こんな不自然な感じになってしまいます。
    青い翅は見た目以上に光りますが、複眼も妙な感じに光ってしまいます。

    光軸をずらし、露出も気をつけて撮影。
    少々地味な感じですが、見た目に近く撮れています。

    一度休むと決めたら、とことん休むつもりのようです。
    ちょっとおどかして飛ばしても、すぐ近くの葉裏に隠れてくれました。
    ありがたいモデルさんに安眠妨害の連続で申し訳なかったですが。。。