Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • セモンジンガサハムシ

    5月に成虫が見られたところを今の季節に探すと、幼虫や蛹、新成虫が見られます。

    この幼虫、脱皮殻の数は4つ? 5齢というと終齢幼虫でしょうか。

    そして新成虫です。春のものより透明感があるように思います。

  • ラベンダー畑にて


    とってもいいラベンダー畑がありました。
    キアゲハがずっと吸蜜してくれています。二日に渡って通ってみました。


    雄だからでしょうか。
    少なくとも3時間は、ラベンダー畑を出ることなく、吸蜜を続けていました。

    何度か雌もやってきて、こんなシーンも。

    雄の翅がボロボロで、ちょっと残念でしたが。。。

    オオウラギンスジヒョウモン

    イチモンジセセリ

    雄が雌に求愛中

    モンキチョウも求愛中

  • トゲアリ


    トゲアリには何のためにこんなトゲがあるのでしょう?
    不意に聞かれたらかなり動揺してしまいそうです。
    何か自分なりの答を用意しておきたいところですが、うまいのが見つかりません。。。


    いかにも勇ましいですが、戦いの武器に使うというものでもないでしょう。
    捕食者が喉にひっかかって嫌がるとか?
    うん、これはアリかも知れません。


    どうしたわけか、幹にたくさん固まっていました。
    幼虫や蛹を持ったものもいます。

    以上、山形市にて。

  • ヘイケボタル

    夕方から永幡さんと米沢方面へ。
    目的はヒメボタルだったのですが、こちらは時期が合わず、その代わりヘイケボタルが水路にたくさん見られました。ヘイケボタルは止水だと思い込んでいましたが、流れのあるところにもいるんですね。。。


    連続した20秒露光4枚からの合成。
    ゲンジボタルとは明らかに違う光跡が残りました。
    この画像からも、短くこまめに光るヘイケボタルの発光の特徴が読みとれます。

    盛んに群飛していたのは8時半くらいまででした。
    その後はとまっておとなしく光っていたので、アップを狙ってみました。

    近くにはクロマドボタルの幼虫も。
    こちらはシャクトリムシのように歩きながらの発光です。
    光っている様子を撮影しようとしばらく格闘しましたが、結局うまくは写せませんでした。

  • ヤブキリが食べているのは

    街灯の下でヤブキリが何か抱えています。
    おやおや、なんか見覚えのあるカーブですよ。

    ヤブキリが抱えていたのはノコギリクワガタの胸から上でした。
    ヤブキリも立派な大アゴを持ってますが、さすがにクワガタのかたいところには歯がたたんでしょう。

    朝に灯りの下でよくカブトやクワガタのこんな哀れな姿を見ますが、てっきりカラスの仕業かと思っていました。
    でも違いますね。夜のうちに何者かにやられてしまうのです。
    最初私はコウモリの仕業と思いつきましたが、タヌキやイタチの可能性も高いでしょう。