先日トチノキで雌のみを見て、次は雄を!と決心したところですが、ようやくチャンスは訪れました。 交尾中のユキグニコルリクワガタです。
さすがは雄、立派な大アゴです。大型のクワガタと比べれば貧弱でしょうけど。。。
GX200でも一枚。交尾中だからか枝をたぐりよせたりしても逃げませんでした。
今日はコルリクワガタの当たり日だったようです。 ブナの細枝を歩きまわるもの、若芽を見回るように飛ぶもの、雄がたくさん見られました。
なかなか見る機会がありません、私の場合。 2年前に鮭川村で撮影して以来です。
ストロボMR-14を現場に置き忘れたのはこの直後で、気がついたのは鶴岡に戻ってから。 夕闇迫るなか、何とか見つけることができたのでした。ヨカッタ〜
こんな場所を見てまわっている途中で見かけた虫たち
ヒメクロサナエ
アカガネサルハムシ
ワモンナガハムシ?
エゾアオカメムシ
サカハチチョウが多く見られました。
ミズキの花に吸蜜に来ています。
水辺に吸水にも来ていました。
このところよく見るアリガタハネカクシ。
たいして標高の高い場所でなくとも、さすが山形は雪国です。 最近まで残雪が残っていた谷など、ギフチョウの発生が遅いところが結構あります。 カラスアゲハとギフチョウが一緒に飛んだりするのですから、驚きます。
吸水中のカラスアゲハにギフチョウが近づきます
さすがにカタクリは見られず、もっぱらスミレの仲間で吸蜜しているようです。
山道を車を走らせ、水がしみ出した場所がないかと期待してまわっています。 この時期の期待は春型のミヤマカラスアゲハの集団吸水。
これはカラスアゲハ。 ミヤマに負けず劣らず美しい表面を見せてくれます。
これは吸水中にギフチョウに追い出されて飛びたったものです。
吸水に集まるのは雄ばかりです。
カラスアゲハを撮っていたら、ミヤマカラスも一匹加わりました。 手前の草が邪魔だし二匹にピントが合わせられませんが、 とっても敏感な二匹で、下手に動くと逃げてしまいます。 戻るのを待つと15分はかかってしまうでしょう。
近づけないのでBORGで撮影しています。 BORGもなかなかやります・・・あなどれませんよ。
ミヤマカラス単体。 これもBORGでの撮影です。