セイヨウタンポポがイヤと言うほど咲いています。
花が多すぎてか、どこもミツバチはまばらにしか見つかりません。
でも、タンポポでは滞在時間が長いのでじっくり撮れます。
GX200で1〜3cmに近づいて撮影してみました。
ニホンミツバチ
昔懐かし山形市周辺のヒメギフチョウには出会えないまま。
今年は一匹も見ることなく終わってしまうかと思われましたが、
何とか撮影する機会に恵まれました。場所は最上地方。
ヒメギフは小諸の生息地での経験が長かったため、ついそれを当てはめてみたくなります。
しかし所変われば色々と違ってくるもの。
林を出て、日当たりのいい場所で吸蜜したり、産卵行動をとったり、かなり意外な感じがします。
でも、それはカタクリやウスバサイシンが林の外に広がっているためなのでしょう。
小諸は乾燥気味な土地でしたから、食草が林を出て日当たりのよい斜面に繁茂している
状況なんて考えられませんでした。
本日は、再びヒメギフチョウ狙いで、やはり20年ぶりに上山市の生息地を訪れました。
中〜大学生まで毎年国道13号線をエッチラオッチラ自転車をこいで通ったのでした。
おかえり〜と迎えてくれることを期待しましたが、
ここでもやっぱり一匹もヒメギフチョウを見ることはありませんでした。
撮影できなくとも、せめて飛んでいる姿を一目見ることができればという気持ちも虚しく。。。
時期については全く問題ありません。まさか・・・
しかし、他のチョウたちは健在でした。
春のチョウといえばミヤマセセリにコツバメ。
この二種は見ようと思って見ないと気づかずにいてしまう存在です。
チョウの名前をおぼえはじめた頃を思い出します。
まだ翅のキレイな雄。何だか羽化して間もないような弱々しい飛び方でした。
ミヤマセセリは庄内にもいるはずですが、実はまだ目にしていません。
数が少ないようです。小諸以来、ずいぶんひさしぶりに見ました。
コツバメはどこもたくさんいます。
今、ちょっと気になっているのが、彼らこのあたりで何を食草にしているかということ。
ツツジやアセビの他にも、コツバメの食草としてガマズミやオオカメノキほか様々な植物が報告されているようです。