Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • タカハシトゲゾウムシ

    そいつは高さ3mほどの葉裏にとまっていました。
    図鑑で見たことはありますが実物は初めて。しかも体長5mmほどの小さな虫です。
    でも、すぐにそれとわかりました。


    この後脚の奇っ怪なスタイル。一体全体どうしてこんな形になったのでしょう?
    図鑑で見るより更に不思議なものに見えます。

    更にアップで撮影しようと枝をたぐりよせました。が、それは無謀でありました。
    そこで、そいつは身の危険を感じて落っこちてしまったのです。
    初めて見る虫で性格もよくわからないのに、あまりに慎重さに欠けてました。
    もっとアップで撮影していたはずなのになあ。。。

    しばらく下草と落ち葉を探しましたが、見つかりっこありません。
    あ〜〜こんなことなら、いったん採集して安全な状態で撮影すればよかった。
    後悔先に立たず。ホントにホント、残念!!

    でもまあ、きっとまたチャンスはあります。
    意外に近い所にいるとわかっただけでもよかったです。
    ちなみに山形市です。

  • アゲハの産卵

    芽吹いて間もないユズに産卵にやってきました。

    翅が少々傷んでいますが、成熟した雌ですからこんなものでしょう。
    まずは産卵シーンを撮影できてよかった!

  • ニホンミツバチの分封

    このミツバチの分封の撮影について、種明かしというか裏話を・・・

    実は、もともとこんな状況だったものを、枝に移動してあげたのです。

    私の車の側面に分封群が集まってきてしまいました。わ〜♪

    女王もちゃんといます。それと分封群には雄もいるんですね。

    この女王をまず移動し、それからたくさんの働きバチを少しずつ移してあげました。たまたま車につけていた刷毛とレフ板をちりとりのように使って、です。面布などありませんし素手でしたが、左手を一ヶ所刺されただけで済みました。
    海野さんの所でミツバチを飼育していた経験が生きたんですね。。。感謝

    移送中の自らの姿を撮影する余裕はありませんでした。
    日没時間を過ぎ、あたりは暗くなり始めていました。。。

  • コルリクワガタ

    残雪の中を見てまわると、まだ芽吹いたばかりのトチノキが多く見られます。
    高木なものはすでに花穂をのばしているので低いものばかりですが、
    おかげでこんなものを見つけることもできます。

    トチの若い枝をかじっているのはコルリクワガタです。

    正確に言えばユキグニコルリクワガタ。雌です。

    トチの芽はペタペタ粘っこい表面ですが、構わずのしのし歩いておりました。

    今日見たのは雌ばかり。雄もぜひ見てみたい!

  • イタヤハマキチョッキリ

    ファウストハマキと思ったのですが、やっぱりこれはイタヤハマキチョッキリ。
    ファウストはこんなに大きな揺籃を作らないようです。

    新たに葉柄に傷をつけ、さらなる一枚を揺籃に加えようとしています。

    巻いたあとの葉、どうして戻らないのでしょう?