Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • オオカメノキのキジラミ

    この日は、今年担当することになった講座の第一回目。
    10人ほどを引率して熊野長峰にのぼってきました。
    講師としてはちょっと遠慮していたかなあと、あとになって反省することもありましたが、
    好天に恵まれ事故もなく無事終了。まずは一安心です。


    熊野長峰山頂より大山、鳥海山方向

    道中、とっても気になる昆虫に出あいました。
    早春、芽吹いたばかりのオオカメノキに見つけた半翅目の幼虫。
    その後を確認しないまま季節が過ぎてしまっていたのですが、ここでその正体を目にすることに。。。

    もちろん別種の可能性も否定できませんが、同じ虫の成虫と見ていいと思います。
    成虫になっても体長は3mmほど。非常に小さな昆虫です。

    観察会の主役(?)はギフチョウです。

    登山口の池から山頂まで、ほぼ全域に姿を見ることができました。
    今日という日は実にタイミング良かったようです。

  • タンポポとミツバチ

    セイヨウタンポポがイヤと言うほど咲いています。
    花が多すぎてか、どこもミツバチはまばらにしか見つかりません。
    でも、タンポポでは滞在時間が長いのでじっくり撮れます。
    GX200で1〜3cmに近づいて撮影してみました。

    ニホンミツバチ

  • ナノハナの虫たち

    ナノハナ畑といっても、これは赤かぶの花のようです。
    根元に赤かぶが転がっていました。

    色々な虫たちが集まっていました。


    クマバチ


    ニホンミツバチ


    キタテハ


    ホタルカミキリ

  • サクランボの花とマメコバチ

    サクランボ畑で受粉を手助けしてくれるマメコバチ。
    今日、初めて目にして、意外に大きなハナバチであることに驚きました。
    私の故郷ちかくにもこんな素晴らしいハチと人との関係があったんだなあ。。。

    ちなみに、すぐ近くではNHKの自然番組の取材中です。
    番組とは6月28日放映のBS-hi ワイルドライフ 「今森光彦が見つめるニッポンの里山 花と水の絶景」
    取材のお邪魔にならないよう、私も取材させていただきました。


    アシの茎を束ねたマメコバチのアパートです。

  • ヒメギフチョウ

    昔懐かし山形市周辺のヒメギフチョウには出会えないまま。
    今年は一匹も見ることなく終わってしまうかと思われましたが、
    何とか撮影する機会に恵まれました。場所は最上地方。

    ヒメギフは小諸の生息地での経験が長かったため、ついそれを当てはめてみたくなります。
    しかし所変われば色々と違ってくるもの。
    林を出て、日当たりのいい場所で吸蜜したり、産卵行動をとったり、かなり意外な感じがします。

    でも、それはカタクリやウスバサイシンが林の外に広がっているためなのでしょう。
    小諸は乾燥気味な土地でしたから、食草が林を出て日当たりのよい斜面に繁茂している
    状況なんて考えられませんでした。


    かがくナビにも記事を書きました。どうぞご覧下さい。