Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ツマグロオオヨコバイ

    高速撮影システムを使いやすいように組み直してみました。
    テスト撮影は庭のツマグロオオヨコバイ。
    まだヒメアオキの葉裏についています。

    PC034076
    撮影開始早々、見事に決まりました。
    珍しくトリミング無しに使える一枚です。
    ところが・・・よくよく見ると、あれれ?ブレているじゃないか!
    速度の限界か・・・
    おそらく飛び出し時の速度はかなりのものなのでしょう。

    PC034071
    こちらは高さいっぱいに縦位置にトリミングしたもの。
    すごくカッコよく決まっています。バレリーナみたいに。
    ブレがなければなあ。。。

    PC034101

    最初のジャンプのあと飛行体勢に入ります。
    ピントが外れてしまいましたが、一枚その姿をとらえたものがありました。
    前脚を前方に広げてキレイな形です。
    この体勢に入ったら、たぶん速度は落ちてブレもないはず。
    次はこれを徹底的に狙ってみます。

  • 科学ムービーご覧下さい

    かがくナビのムービーコーナー「科学ムービー」にコハクチョウを載せました。
    初投稿です。
    科学ムービーでは数々の貴重な映像をリストからご覧いただけます。
    特に湊和雄さんの沖縄の生きものたちは必見です。
    時々アップされていますのでご注目下さい。

  • ガロアムシの眼

    庄内に来て、はじめてガロアムシを探しました。さがすポイントを間違わなければ、割と見つけやすい昆虫かも知れません。15分ほどで4匹見つけることができました。

    さて、アップで撮影したガロアムシの顔です。
    IMG_5779
    黒い小さな眼は複眼ではありますが、個眼の数は数十個といったところ。真っ暗な土の中にすむガロアムシの眼は、ほとんど退化したようなものです。全く眼が無い種類もいるとか。ところで採集したガロアムシは、種名ガロアムシでよいのか不明です。もし間違っているようでしたらコメントいただけると嬉しいです。

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    2本の尾は、ゴキブリやコオロギなどのように、感覚器官として重要な役割を持っていると思われます。

  • クロナガアリ

    クロナガアリが何か大きなものを運んでいます。
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    カエデの種?似てますが、これはマツの種です。
    カエデの種と同じように、くるくる回りながら風にのって遠くに撒布されます。
    松ぼっくりの鱗片のすき間から出ます。

    IMG_5734
    主に植物の種を集めるクロナガアリの大アゴ。
    ペンチのような形で、大きな種もがっちりつかみます。

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    クロナガアリの巣の入り口。たくさんの働きアリで賑わっています。
    クロヤマアリもクロオオアリも越冬体勢に入りましたが、クロナガアリはまだまだ活動中です。

    今日の最高気温は10℃くらい。
    冬着だと暖かく感じられますが、午後にはちょっと肌寒くなってきました。

  • セグロアシナガバチ

    サクラの老木にセグロアシナガバチがとまっていました。
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    一枚の画面に収まらない広い範囲で8匹ほどです。
    大きくあいたうろで越冬中、気温が上がって外にでてきたという所でしょうか。
    アシナガバチの越冬シーンは、まだちゃんと見たことがありません。
    このうろの奥で1カ所に固まって越冬するんでしょうか。
    そう簡単にのぞけそうもありません。今回も無理か。。。