結婚飛行後の女王を採集したのは5月末だったと思います。小さなビンで飼育し始めましたが、3ヶ月が過ぎコロニーが拡大しつつあるのに合わせ、いよいよ石膏で作った人工巣に移しました。
写真は、働きアリと口移しで栄養交換(?)する女王アリ。コロニーが成長すると、女王アリに負けないような働きアリも出ますが、初期の段階では働きアリと女王はこれだけ大きさに違いがあります。
本当はシオカラトンボの撮影がしたいのですが、うまく行きません。この水場には雄があまりに多すぎて、騒がしくって雌がいやがっているのかも知れません。時々ふらっとやってきて交尾に至っても、産卵場所は別を選ぼうとするのか、交尾後すぐにどこかに飛んでいってしまいます。こんな行動をとることもあるのかと、がっかりして見送っていました。
一方、オオシオカラトンボの雌は、よく産卵してくれます。雌は積極的に雄のいそうなところにやってきて、交尾を促すかのようでした。
雌の産卵中の様子を狙ってみました。卵と共に水を勢いよく飛ばすように産みます。シャッター速度は1/3000まで上げないと、こうは写りません。色々試した結果です。感度ISO800。
雄と雌の両方にピントが来るようにするのは、やはり難しいです。雌にピントがあったかと思うと、雄はNG。でも、この雄の後ろ姿はなかなかカッコイイです。
2009/08/25撮影