冬、ミドリシジミの卵を撮影した場所にて。 すでに幼虫は5mm近くまで成長していた。
幼虫は葉をつづった巣の中に潜んでいる。
この一匹は少し大きめ。 こわれた巣を作り直しているのか、ポンと葉の上にとまっていた。 E-520 9-18mm マクロ50mm EOS KissD X MP-E65mm
庭に現れたキアゲハ。 しおれたラッパスイセンにとまったのを見ると、すごくキレイ。 傷や擦れが少しも見えない。 まだ羽化して間もないようだ。
E-520 シグマ150mm
キアゲハは小諸あたりだと4月の初めくらいに、高い丘の上で占有しているのを見るが、 庄内ではまだそうした姿を見ていない。 そのかわり、広い田んぼのあぜ道で、なわばり争いをしているのをよく見る。
急速に花穂が育つトチノキ。つぼみもイイ感じに膨らんできている。 川べりに生えた木に手の届くところに花穂がいくつかあるのを見て、 ふと長野時代にやったスギタニルリシジミの卵さがしを思い出した。 5つの花穂を探して1個見つかった。 E-520 シグマ150mm EOS KissD X MP-E65mm
幼虫はつぼみや花を食べて育つ。 産卵の時期としては今がベストなのだろう。
摩耶山の登山道でとても印象的だったのがこの花。 ムラサキヤシオツツジ。
ブナ林を背景に見るムラサキヤシオは特に美しいと思った。
永幡さんが歓喜の声を上げていたのは、このムラサキオオツチハンミョウ。 ブナ林にすむツチハンミョウだそうだ。触角が特徴的な雄だった。 長野の牧場以来、2年ぶりに見るオオセンチコガネ。 糞虫の中でもとびきり美しい甲虫だ。
またしても、永幡さんの発見に便乗させていただいた。
登山道途中であったチョウはギフチョウとヒオドシチョウ。 ギフチョウはイワウチワで吸蜜する、翅のいたんだ雄を撮影。 ヒオドシチョウは山頂にもいたが、何といっても雪の上に日光浴する一匹が衝撃的だった。
昨年、ギフチョウの幼虫を見たある場所への道が、雪がとけてようやく車で入れるようになった。 さすが雪国。標高の低い場所でも、遅い春があちこちに見られる。 ちょっと羽化不全な雄が一匹、スミレサイシンに吸蜜にきていた。 曇りながら気温は高く、これは期待できると思ったのだが、それ一度きりだった。
スミレの中でも一際大きくよく目立っているスミレサイシン