ハルジオンに訪れた小さなハナバチ。たぶん二種だと思います。 ハチも前翅と後翅を連結させて飛びますが、翅の連結は飛翔していない時はどうなのか、高速度カメラで見ていても、分かりにくいです。 この動画の最後の一匹の飛び立ちでは、羽ばたき開始の瞬間に連結される様子が比較的わかりやすいです。翅を立てて羽ばたきを始めるまでの時間が比較的長いため、前翅と後翅が連結していないのがよくわかるのです。細かいことですが・・・
カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8 撮影:2142fps 再生:30fps
石の上にイカの切れっ端を置いてしばらく待つと、期待通りハエのバトルが始まりました。とにかく喧嘩っ早いのがニクバエのなかま。飛びながら脚を大きく広げて相手につかみかかります。 時間を約56倍のばしたスローモーション映像。我々の肉眼では決して見ることのできない世界です。
カメラ:Chronos 2.1 レンズ:Micro Nikkor 105mmF2.8 撮影:3358fps 再生:60fps
クワエダシャクの幼虫は昼は休んでいて、夜になると動き出して芽吹き前のクワの芽を食べます。しばらく室内で飼育してみて分かりましたが、芽を食べるのは全くの闇の中。弱いライトをどんなに注意深く当てても、すぐに食べるのをやめてしまい、1時間待っても復活しません。カメラを置きっぱなしで2時間回してみましたが、ダメでした。
そこで、5年前にセンサー前のフィルターを外して改造した、紫外線・赤外線撮影可能なGH2を久しぶりに引っ張り出しました。赤外ライトを当てて撮影するためです。赤外ライトは人はもちろんですが、昆虫も感知できないようです。点灯しても私の眼には真っ暗闇のまま、クワエダシャクの幼虫はストレスない様子に歩き出し芽を食べはじめました。その様子を、改造カメラが明るく映し出してくれました。カラーバランスが悪いのでモノクロ動画で撮影しました。FHD1080iですが、モノクロなので画質はあまり気になりません。
擬態の名手、クワエダシャクの幼虫です。特別暖かくなったこの日、芽吹きが待ちきれずに膨らみだした芽をかじっていました。
「土瓶割り」をご存知ですか?クワの枝に土瓶をかけたら実はシャクトリムシで土瓶が落ちて割れてしまった、というお話です。さすがにそんなうっかり者がいるかと思いますが、現物を見ると、ちょっとありそうだと思えてきます。枝のようなシャクトリムシもいれば、シャクトリムシのような枝もいっぱいですから。
遅い春が急に進みました。フキノトウがあちこち咲き乱れ、待ちに待っていたかのようにミツバチが訪れます。自作虫の眼レンズ&GH6のHFR120fpsで撮影。前半セイヨウミツバチ、後半ニホンミツバチです。
この虫の眼レンズ、5年くらい前に組んでいたものの改良版です。再編集したガガンボの産卵の画質のよさに我ながら驚いて、また少しの間、もがいていましたが、ようやく納得の画質が得られました。昨年までの虫の眼レンズより良くなっていると期待しています。