Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • ヒメカマキリの卵

    ヒメカマキリの卵について、忘れないうちに書いておこう。
    11月に入ってから、偶然、ヒメカマキリの卵を見つけた。
    サクラの幹にできた穴の中。こうした場所に好んで産卵するのだろう。古い卵もいくつか見える。
    PB102355
    10月10日 鶴岡市 E-520 マクロ50mm

    近くで見つけたヒメカマキリの雌。
    さわったらポロリと落ちてしまった。
    (この様子は、かがくナビの「今週の自然だより」に>>>こちら
    PB102390
    10月10日 鶴岡市 E-520 魚露目8号

    このヒメカマキリ、お腹が妙に大きい。この時は産卵前だからと思ったけれど、画像を見返してみると何だか変な感じがする。
    水につけたらハリガネムシが出てきたんじゃないだろうか。あんな目立つところに、これ見よがしにとまっていたのは、寄生虫の戦略だったんじゃないか。。。
    ヒメカマキリが水辺に行くなんてちょっと難しそうだし、丸呑みする鳥にでも食べられたら、水辺に向かうチャンスもちょっとは増えるんじゃないだろうか。あー想像するだけでも気味が悪くて笑っちゃう。ハリガネムシに寄生されていたのかどうかもわからないのに。

    卵はカキの幹にできた穴にもあった。
    PB102419
    10月10日 鶴岡市 E-520 マクロ50mm

  • クロアゲハの蛹

    雪の積もった平清水の庭を見ていて、ふと思い出したクロアゲハの蛹。
    10月26日に寄ったとき、甥っ子に見せてもらったものだ。
    庭のサンショウについていて見つけにくく、よく見つけたねと褒めていたんだけど、
    はて、あれはどうなったろう。。。

    蛹はかろうじてついていた。
    でも小枝に胸の糸をかけていたものだから、小枝が雪の重みではがれて宙ぶらりん。
    初雪の日は落葉が一気に進む。
    先日は気がつかなかったが、いずれこうなる運命だった。
    PB200512
    2008年11月20日 山形市 E-520 マクロ50mm

    このままではまずいので、枝ごと切ってもらっていくことにした。

    こちらは先日撮影したもの。
    PA261850
    2008年10月26日 E-520 マクロ50mm

  • ミツバチ

    ツバキにやってきたミツバチを1.9mmボードレンズを使った広角システムで撮影。
    空中でホバリングしながら花粉団子を作っている。
    前脚で顔の花粉を集めて、中脚で中継、後ろに送っているようだ。


    11月13日 鶴岡市 EX-F1

    秒300コマでは翅の動きが解像できないのが残念だ。
    だんだん欲が出てきて、EX-F1の画質では物足りなさを感じはじめている。

  • ミツバチ

    秋になってから組んだビデオカメラ用のワイドシステムがなかなかいい具合。
    スチル用にも試してみたら、やはり魚露目には及ばないのだが、まずまずの絵が撮れそうだ。

    庭に咲き始めたキンギョツバキの花にニホンミツバチが来ていたので、早速試し撮り。
    ISO800まで上げて、ようやく撮影しやすい組み合わせができた。
    でも、ライティングにはまだまだ工夫が必要。
    IMG_1625 IMG_1632

    IMG_1422
    11月12日 鶴岡市 EOS KissD X MP-E65mm+1.9mm

  • オオカマキリ

    あるカマキリを撮影中のこと、足下でバタバタ虫が羽ばたいている音がする。
    見るとカマキリが何かを捕まえているようだ。
    ああ、アカトンボをとったんだろう、よく見る光景だな。。。
    よくも見ないでそう思ってしまったのだが、
    しばらくその羽音を聞いているうちに、どうもトンボと違うような気がしてきた。
    よくよく見れば、つかまっているのは大きなトノサマバッタ。
    力強いオオカマキリでも、暴れるトノサマバッタを押さえつけているのは大変そうだ。

    PB112728
    11月11日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+魚露目8号

    気温が低めで、動きが鈍い。
    一時間ほどして戻ったときも、まだこんな状態。
    日没近く、更に冷え込んできた。
    これ以上の撮影はあきらめてその場を離れたが、果たしてこのオオカマキリ、
    トノサマバッタを完食できただろうか?
    PB112791
    11月11日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+テレコン