Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • キイロマツモムシ

    高山性のマツモムシ。
    メススジゲンゴロウと共に網に入ってきた。

    キイロとつけられているけれど、実物はベージュ色っぽい。
    名前から受ける印象から、ちょっと期待を大きく持ちすぎたかも知れない。
    初対面の印象:ふ〜ん?これがそうかあ。。。という感じ。

    普通のマツモムシと比べると、わずかに大きいだろうか。

    PB112549
    11月10日 鶴岡市 E-520 50mmマクロ+テレコン

  • エンマコオロギの産卵

    お昼過ぎ、ちょっと晴れ間が出た。
    割と気温が高く、虫たちも多い。
    雨降りの毎日、みんな、わずかな晴れ間を待ち望んでいるのだろう。
    エンマコオロギも盛んに産卵していた。
    でも結構敏感で、しばらく粘ってようやく撮影できた。

    PB022224 PB022221
    11月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    この所、庄内は雨が降りっぱなし。
    次々に雨雲が流れて、晴れ間が時々ほんの少し顔をのぞかせる程度。
    風も強いし雷も多い。
    庄内の冬が、もうすぐそこまで来ている。

  • クロスズメバチの飛翔

    PlayPlay

    EX-F1でクロスズメバチの巣の出入りを撮影してみた。
    以前、500fpsや1000fpsの高速度カメラで撮影した事もある過去の経験から、
    300fpsでは足りないだろうと思ったのだが、いやいや、そんなことはなかった。

    kurosuzume
    10月19日 山形県鶴岡市 EX-F1

    写真を撮影した日は、曇り空だった事もあって、やや不活発であった。
    土をくわえて出てくる働きバチがなかなかとらえられなかったのだが、
    晴れた日にやれば違っただろう。
    この映像には3連チャンで出てくる。

  • クロスズメバチの飛翔

    かがくナビ「今週の自然だより」の原稿用に撮影したクロスズメバチのNGカット。
    NGだったのは、目的が口に何かくわえて外に出るハチの姿をとらえたかったからで、
    飛翔写真としてはOKカットだ。
    前翅と後翅はフックで繋がって一枚のように機能しているのが見えて面白い。
    分かりやすいように大幅にトリミングしてみた。

    閃光時間1/20000秒の小型ストロボとセンサーを使用しての撮影。
    スペック上は1/20000となっているものの、このストロボは果たしてその通りに出ているか
    わからない。中古のストロボだからなおのこと怪しい。。。
    信じるならば、このあたりの閃光時間がクロスズメバチの翅がブレるかブレないかの境目のようだ。
    もっとも巣の出入り口での事だし、トップスピードで飛ばれてしまえば、体もブレブレだろう。

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    PA140908 PA140720
    10月14日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ウラナミシジミ

    山形でウラナミシジミを見たのは初めてではないだろうか。
    もっとも、長野での13年ではウラナミシジミを何度も見たので、
    眼が鍛えられたのかも知れない。

    標高400mほどの割と高いところで、一匹だけ見た。
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    10月13日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm

    ウラナミシジミは南方系のチョウで、秋になると北上してくる。
    この辺りでは冬を越すことができないので、翌年、また秋になるまで見られない。
    同じような生態のウラギンシジミの方はどうだろう。
    これも一目見ればわかるチョウだから、庄内まで来ていれば、そのうち目にするだろう。