お昼過ぎ、ちょっと晴れ間が出た。 割と気温が高く、虫たちも多い。 雨降りの毎日、みんな、わずかな晴れ間を待ち望んでいるのだろう。 エンマコオロギも盛んに産卵していた。 でも結構敏感で、しばらく粘ってようやく撮影できた。
11月2日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
この所、庄内は雨が降りっぱなし。 次々に雨雲が流れて、晴れ間が時々ほんの少し顔をのぞかせる程度。 風も強いし雷も多い。 庄内の冬が、もうすぐそこまで来ている。
EX-F1でクロスズメバチの巣の出入りを撮影してみた。 以前、500fpsや1000fpsの高速度カメラで撮影した事もある過去の経験から、 300fpsでは足りないだろうと思ったのだが、いやいや、そんなことはなかった。
kurosuzume 10月19日 山形県鶴岡市 EX-F1
写真を撮影した日は、曇り空だった事もあって、やや不活発であった。 土をくわえて出てくる働きバチがなかなかとらえられなかったのだが、 晴れた日にやれば違っただろう。 この映像には3連チャンで出てくる。
かがくナビ「今週の自然だより」の原稿用に撮影したクロスズメバチのNGカット。 NGだったのは、目的が口に何かくわえて外に出るハチの姿をとらえたかったからで、 飛翔写真としてはOKカットだ。 前翅と後翅はフックで繋がって一枚のように機能しているのが見えて面白い。 分かりやすいように大幅にトリミングしてみた。
閃光時間1/20000秒の小型ストロボとセンサーを使用しての撮影。 スペック上は1/20000となっているものの、このストロボは果たしてその通りに出ているか わからない。中古のストロボだからなおのこと怪しい。。。 信じるならば、このあたりの閃光時間がクロスズメバチの翅がブレるかブレないかの境目のようだ。 もっとも巣の出入り口での事だし、トップスピードで飛ばれてしまえば、体もブレブレだろう。
10月14日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン
山形でウラナミシジミを見たのは初めてではないだろうか。 もっとも、長野での13年ではウラナミシジミを何度も見たので、 眼が鍛えられたのかも知れない。
標高400mほどの割と高いところで、一匹だけ見た。 10月13日 山形県鶴岡市 E-520 シグマ150mm
ウラナミシジミは南方系のチョウで、秋になると北上してくる。 この辺りでは冬を越すことができないので、翌年、また秋になるまで見られない。 同じような生態のウラギンシジミの方はどうだろう。 これも一目見ればわかるチョウだから、庄内まで来ていれば、そのうち目にするだろう。
田んぼが黄金色に色づいてきた。 作業中のおじさんに聞くと、稲刈りもあと10日くらいかなあとの事だった。 海外取材から帰った頃には、すっかり寂しいことになっているんだろうなあ。。。 9月6日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm
時々、田んぼでものすごい数のイナゴに出くわす。 そうかと思うと、ほとんどイナゴを見ない田んぼもある。 薬の使い方の違いによるものだろうか?
わずかだが、幼虫も時々見られる。この日は羽化途中のものもいた。 9月4日 山形県酒田市 E-520 シグマ150mm