Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • クサヒバリ

    明け方から、朝の9時くらいまでの時間、庭ではクサヒバリが賑やかに鳴いてる。マサキの植え込みのなか、そっとのぞいてみると、雄のそばには雌の姿もあった。

    左の写真、右上に見えているのは雌の触角。
    触角同士がぶつかると、雄はよく反応して鳴き始めた。
    交尾にいたるまでは、結局撮影できなかった。
    P8265223 P8265201
    8月26日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ルリボシヤンマ

    池の水草に産卵にきたルリボシヤンマ。
    時々場所を変えながら、30分以上産卵を続けていた。


    8月22日 山形県鶴岡市 EX-F1 300fps

  • 砂浜のバッタ

    P8204535
    8月20日 山形県遊佐町 E-520 14-42mm

    先日、夜に訪れた浜辺に、日中また行ってみた。
    虫の声が豊富だったので気になる場所だったのだ。

    砂浜近くの草原に、見慣れないバッタを見た。
    後で調べてみると、マダラバッタのようだ。
    後ろ脚がとれてしまっているのが、ちょっと残念。

    P8204490

    草がほとんどない砂浜にいた、なかなか見事な擬態バッタ。
    これも見るのは初めて。
    P8204523

    ヤマトバッタ(ヤマトマダラバッタ)ではないかと思う。
    これほど砂浜にぴったりのバッタもいないだろう。
    お見事!
    P8204518
    8月20日 山形県遊佐町 E-520 シグマ150mm

  • ミツカドコオロギ

    P8194477
    8月19日 山形県酒田市 E-520 14-42mm

    今にも降り出しそうな最上川沿いの土手にミツカドコオロギの声を聞いた。
    果たして本当にミツカドだろうか?オオオカメコオロギという、声のよく似たものもいるらしい。
    声のする辺りに踏み込んで、追い出してみた。

    出てきたのは、確かにミツカドコオロギ。
    ちゃんと頭の左右にとんがりもある。でも。。。
    P8204635

    どうも左右のとんがりが小さい。
    かつて群馬県安中市で採集したもの(こちら)と、だいぶ違う。
    カドナシミツカドコオロギと呼ばれるタイプは、こんな感じではないだろうか。
    IMG_0637

  • ジャコウアゲハ

    ジャコウアゲハというとお盆のチョウ。
    これは長野でうえつけられた感覚だ。
    あちらではあるお墓に大発生していたためで、よけいにお盆の印象が強くなってしまった。
    久しぶりに6月にジャコウアゲハを撮ったポイントの付近をまわると、
    成虫ばかりでなく、幼虫や蛹も含めて色々見ることができた。
    ここはお墓じゃないけれど、また「お盆のチョウ」の印象を強めることになりそうだ。

    ヤブガラシの蜜を吸っていた雌と雄。
    P8194299 P8194285

    食草を探して、草間を飛ぶ雌。
    P8194328

    食草のウマノスズクサは、若い葉が多かった。
    草刈りの後に伸びてきたものだろう。
    右は葉を食べる幼虫
    P8194413 P8194353

    クワの木など、草間にちょっと高くつきだした植物には蛹が見られた。
    右写真のような前蛹のものもいくつかあった。
    P8194380 P8194422

    8月19日 山形県庄内町 E-520 50mmマクロ シグマ150mmマクロ