Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • カブトムシ雌の蛹化

    現在、こちらはカブトムシの蛹化のシーズンに入っている。
    だが、まだいい結果は出ていない。。。

    たまたま掘り出したカブトムシの前蛹が、羽化直前の状態。
    これはまだ間に合うかなあと、少々慌てながら撮影準備に入る。
    しかし、すでに気管の抜けた白いラインが入り始め、やっと一枚目を撮影したところでは既に頭が割れていた。
    残念!間に合わなかったか〜
    しかし、よく見るとのびそうな角がない。雌の蛹だった。

    P6253841
    6月25日 飼育下 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

    長く蛹化待ちして結局雌だった、というよりはマシだろう。
    蛹化中の雌の写真も、いつか使う機会があるかも知れないし。

  • アオハダトンボmovie

    産卵中の雌の周辺でホバリングする雄。
    他の雄が邪魔しないよう見張っているのだろうか。
    単に雌にちょっかいを出しているようにも見える。
    こうして速度を落としてみると、脚で雌の翅に触るような、全く見えなかった動きが見えてくる。

    こちらは、雌に交尾を受け入れられたところ。
    最初に雌の首をつかむときの動きが面白い。
    雄は雌の翅の上を歩いて、適当な位置まで移動している。
    その時の雄の意識の速度はどうなのだろう。
    映像を見ていて、よいしょよいしょと声が聞こえてきそうに思えた。

    6月23日 山形県鮭川村 EX-F1 秒300コマ

  • ゲンジボタル

    鮭川から帰って予定の撮影をと思ったら、モデルさんの具合が今ひとつ。
    P6233462

    それがために高橋さんから今晩一杯どうっすかとのお誘いを断ったのに。。。などと思っていると、酒田から鶴岡に移動中の永幡さんより電話。
    先日のホタルの場所にご案内することに。

    ホタルのポートレートを撮らなければと思っていたので、とてもありがたいお誘いでありました。

    P6233727
    6月23日 山形県鶴岡市 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • 鮭川のアオハダトンボ

    小諸では海野さんのアトリエに向かう途中の川にいつも見ていたアオハダトンボ。
    山形では珍しい種になってしまうのが残念なところだが、鮭川に良好な環境があるの情報をもらって機会を待っていたが、本日ようやく現地に。

    流れの緩やかな川辺には、点々とアオハダトンボやカワトンボの姿があった。
    P6233602
    6月23日 山形県鮭川村 E-520 14-42mm

    雌の腹端を副交尾器に誘導しようとしている雄。
    まもなくハート型が完成。
    P6233541

    川岸の草に産卵する雌。
    P6233577
    6月23日 山形県鮭川村 E-520 50mmマクロ+1.4xテレコン

  • ホタルの光

    米作りの盛んな庄内地方ゆえ、コンクリート堰が多く、ホタルの多い場所ではないのかも知れない。
    探すのにはちょっと手こずった。
    だが、これまでホタルを見た場所は、どこもチョロチョロとした流れだった。
    そんな感じで見ていったら、一カ所いい場所があった。

    田んぼの脇の小さな流れ。
    ゲンジボタルとヘイケボタルが混じっているようだった。
    hotaru1
    6月20日 山形県鶴岡市 E-520 14-42mm

    15秒露光で連続して撮影した10枚の画像を、Photoshop Elementsで合成。