Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • アブラゼミの羽化

    はじめてキャプション(字幕)を入れました。字幕ボタンを押してみてください。

    Panasonic GH5 & GH5S
    EF100mm F2.8Lマクロ
    M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO&1.4倍テレコン

    今年は3年ぶりに夏の鶴岡にいますが、やっとアブラゼミの羽化を撮影しました。実はもう羽化シーズンのピーク(先週だったようです)は過ぎてしまった感がありますが、なんとか雄一匹最後まで撮ることができました。翅がのびた直後、抜け殻はバランスが崩れて落っこちそうになり、セミは大移動してしまったのが、ちょっと残念でした。

    2:40 翅がのびる様子を10倍速
    これはなかなか面白い絵になりました。

    ほかはすべてノーマルスピードです。セミの羽化はとってもゆったりした動きで、私でも編集で早回ししたくなります。でも・・・私は、基本的に昆虫の変態をなるべく普通のスピードでお見せしたいと思っています。最近はなんの注釈もなく羽化をタイムラプスで見せるのが当たり前で、これにはちょっと反対です。今の子供の多くは、あの速度で脱皮や羽化が起こっていると信じているんじゃないかと心配です。

  • 【Slow Motion】カナブンの飛び立ち【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1  Nikkor Micro105mmF2.8
    撮影2142fpsまたは3358fps 再生24fps

    カナブンなどハナムグリのなかまは、前翅を使わず後翅だけを広げて飛びます。といっても前翅は全く働いていないかというと、スロー動画を観察すると、後翅の羽ばたきの補助的な動きをしているように、私には見えてきました。前翅の縁の独特のカーブもそのためにデザインされたものだと今更気づくことができました。あなたにはどう見えますか?

  • 【Slow Motion】ノコギリクワガタの飛び立ち【Chronos 2.1 Highspeed】

    クワガタムシの飛び立ちを約70倍のスローモーション動画で。ノコギリクワガタはポロポロ落ちてばかりで一見飛びそうに見えませんが・・・うまくその気にさせれば結構いいモデルさんになってくれます。

    Chronos 2.1  Nikkor Micro105mmF2.8
    撮影2142fps 再生30fps(前翅を開く動作は24fps)

    クワガタムシの飛び立ちを約70倍のスローモーション動画で。

  • 【Slow Motion】ゴマダラカミキリ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1  Nikkor Micro105mmF2.8
    撮影2142fps 再生30fps

    夕方、河原のヤナギを見て回ると、ゴマダラカミキリがあちこちにとまっていました。数匹持ち帰って、庭のケージで飛び立ちを撮影。前半2カットの触角が長いのは雄、後半2カットは雌です。カミキリムシは、6本の脚を大きく広げた姿勢で飛びます。

    たまに背景に見える線はカメラのセンサーノイズではありません。見えてほしくないケージのネットが時々写ってしまいまして…

  • 【Slow Motion】シオヤアブ【Chronos 2.1 Highspeed】

    Chronos 2.1  Nikkor Micro105mmF2.8
    撮影1000fps 再生30fps または
    撮影2142fps 再生60fps(一部24fps)

    海野和男さんのバタフライガーデンにてシオヤアブの飛翔を撮影しました。ガーデンライトの上に陣取って、獲物となる虫を見つけると襲いかかります。残念ながら獲物を狩ってくるところは撮れませんでしたが、同じ場所に戻ってくれる一匹がいてくれてよかったです。長い足を広げて美しく軟着陸していました。