Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 【VFR144fps】花粉を食べるヒラタアブ【Panasonic GH5】

    タンポポの花粉をパクパク食べるヒラタアブ(ツヤヒラタアブ)。通常スピードでは見えにくい動きですが、6倍程度のスロー動画で生々しいほどにパクパク感を観察できます。

    0:00 再生60fps/撮影144fps
    0:08 再生24fps/撮影144fps
    0:32 再生15fps/撮影144fps
    0:48 再生60fps/撮影144fps
    1:19 再生60fps/撮影60fps

    144fpsで撮影しているのは、GH5のEXテレコン(2.7倍!)を使いたいためです。これが手軽に深度の深い超マクロ撮影ができる秘密、だったりして・・・。
    更に編集でトリミングして口吻のドアップ映像にしています。

    ハナアブやヒラタアブは、ハエの仲間に分類されます。今更ですが今回調べて知りました。口の動きが全く同じですし納得。

  • 【Slow Motion】ルリシジミ【Chronos 2.1 Highspeed】

    撮影:2142fps 再生:60fps
    林縁にて、ルリシジミが10匹ほど、湿った地面に降りて給水していました。適当にフレーミングして待っていると、新たに加わろうする一匹が画面の中をいい感じに飛んでくれました。

    秒2000コマともなると、翅が柔らかくしなる様子が見えたり、惰性で空中を漂っている時間が結構長いと再確認できたり・・・この肉眼では気がつかないことが見えてくる感覚、楽しいです。

    Chronos2.1 スロー映像集

  • 【虫の眼写真】ミチノクエンゴサク

    午後になってフィールドを回ってきました。なかなかいい出会いがなく空振りに終わりそうと思った頃、ミチノクエンゴサクの群落で少し撮影できました。

    15時過ぎでも気温が高いままで、ハチやアブが活発に飛び交い蜜を吸う姿が見られました。いい季節になってきました!

  • 【虫の眼レンズ】ガガンボの産卵【GH5S VFRスロー】

    撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています(一部、再生24fpsの7.5倍スロー)。

    これまでずっと思い違いしていました。ちょんちょんと腹端を打ちつけるごとに産卵しているのではなく、これは恐らく泥の状態を確かめている行動で、いい場所を見つけると産卵に移ります。丁寧な仕事してました。。。産卵が終わって泥から腹端を抜くとすぐ次の卵を腹端にセットするのを確認できます。

  • 【虫の眼写真】桜とミツバチ

    私の虫の眼レンズは市販品でありません。1/4㌅センサー用ボードレンズの空中像を超マクロレンズで拡大する自作のシステムです。

    撮影は、被写体をレンズ先端から数センチの位置に置いての基本ノーファインダー撮影。動きの素早いハチの撮影は、マクロでも望遠でもフレームに入れるだけで大変だったりしますが、虫の眼レンズだとむしろすごく楽に撮影できます。ストロボを至近距離から発光させるので、明るく虫を浮き上がらせ、動きをとめることができます。


    ただし、極端に近づかないと虫を大写しできないので、レンズで影を作ってしまったり、虫が驚いて逃げたり、それなりに難しさがあります。そして何度も繰り返しますが画質は今ひとつ。


    WEBでこのサイズで見るのがベスト、という程度で大伸ばしにはどうかな。。。