Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 【Slow Motion】ニホンミツバチ2【Chronos 2.1 Highspeed】

    とても暖かく庭に虫たちがたくさん見られた日でした。このところよく撮影しているサザンカにも、ツバキにも、近所で切ってきたネコヤナギにも、ミツバチがやってきました。けれど、どれもニホンミツバチ。セイヨウミツバチは一度も視界にすら入ってきません。3月5日は曇ってもしばらくセイヨウミツバチがサザンカにたくさん来ていたのですが、何が違うのかとても不思議に思いました。

    今回、一番のスローは、3028fps撮影24fps再生の映像です。時間を125倍にのばしたものです。これだけのスローでもハチの翅の動きはまだ速く、じっくり観察できるレベルではありません。クロバエも同じレートですので、ミツバチの方がはばたき振動数が多いことは明らかです。以前も撮影していますがよく比較していませんでした。
    ニホンミツバチの秒3000コマの動画をチェックすると、わずか10コマで一回のはばたきが完了していることがわかりました。つまり、一秒間に300回のはばたきを行っているということです。これはツバキの花の前でホバリングしているときのものですから、花と巣を往復するときの飛行時のはばたき数は更に多くなるはずです。

  • 【Slow Motion】ミツバチとサザンカ2000fps【Chronos 2.1 Highspeed】

    この日はニホンミツバチだけでなくセイヨウミツバチも多く吸蜜にやってきました。

    カメラ:Chronos 2.1
    レンズ:マイクロNikkor 105mm F2.8
    撮影:2142fps@1280×720pix
    再生:59.94fps 一部24fps相当に

  • 【Slow Motion】ガガンボの蚊柱【Chronos 2.1 Highspeed】

    我が家の庭先で上下に跳ねるように飛び、蚊柱を作っていたのは、ユスリカではありませんでした。スロー動画で見ると、翅の動きはユスリカと違いゆったりとしたもので、長い脚を大きく広げています。ガガンボ科、あるいはガガンボ科に近縁の昆虫でしょう。

    解像度が悪く、よく見えませんが、高く上げているのは前脚と思います。中脚では翅の動きに干渉してしまいそうですし。

    上昇するときは頭を上にしっかり羽ばたき、その途中で前傾姿勢になり羽ばたきを抑えると下降に移ります。そして途中でまたクルッと上向きになり上昇を始める・・・その繰り返しで、スロー映像で見ればなるほどこうなっているかと納得しますが、再度、実際のスピードの動きを見ると、この一瞬にこれだけ色々な動きがあるとは、ちょっと信じられない思いがします。

  • 【Slow Motion】ニホンミツバチ【Chronos 2.1 Highspeed】

    庭のサザンカにニホンミツバチが吸蜜にやってきました。秋にセイダカアワダチソウで撮影してから、実に4ヶ月に見るミツバチ。長かった冬に、ようやく終わりが見えてきました。

    Chronos 2.1
    EF180mm F3.5Lマクロ
    撮影は2142fps@1280×720pixまたは1000fps@1920×1080pixですが編集でかなりトリミングしています。

  • 【Slow Motion】雪上のトビムシ_ジャンプ【Chronos 2.1 Highspeed】

    4000fps〜5000fpsで雪上をジャンプしながら進むトビムシを撮影しました。


    腹端の跳躍器で雪面を叩いてジャンプ、バックスピンに回転しながら、一気に数センチ進みます。

    ところで、腹端で下をこんなふうに叩いて、どうしてこんな回転になるんだろう、などと不思議に思うのは自分だけでしょうか。

    かつてFS700で撮影した雪上のトビムシ動画も貼ってみます。

    ああ、やっぱりFS700の絵はキレイだと再認識。