ブナの林床に見つけたクロクサアリの行列。
きっと、枯れ枝の上を歩いた方がいいと、皆で相談して決めたのでしょう。健気で可愛いものです。
え?そんなわけはない?ただの偶然?・・・そうでしょうか。中南米のグンタイアリは、小さな川を渡るために仲間同士はしご状に連なって橋を作ります。クロクサアリだって、これくらいの知恵を使ってもいいはず。自分はそう思います。
キハダの葉上に見つけたエサキモンキツノカメムシ。メスは産卵後、このように卵に覆いかぶさるようにして守ります。天敵が近づくと翅を羽ばたかせ、臭い匂いを発して追い払います。メスの護衛は一齢幼虫が二齢幼虫に脱皮するまで続きます。
ヤナギにとまるシャチホコガの幼虫を見つけました。茶色く独特の形なので、遠目にもよく目立って見えました。
触ると、脚を広げて威嚇してきます。ガの幼虫なのにとんでもなく脚が長いので、気持ち悪いし、びっくりします。
この脅しの効果で、目立つ姿でも問題ないのかも知れません。鳥も食欲をなくしてしまうとか。写真、ちょっとピンあま・・・
キアゲハがノハナショウブで吸蜜。あまり見ない組み合わせと思います。キアゲハ、どこに蜜があるか迷っているように見えました。
ZOOM H6, Sennheiser MKH8020, 2020年6月15日 鶴岡市
梅雨の雨が続いて作業効率が悪く、この週末はお休みとなり、鶴岡に一時帰省しました。久しぶりの自宅のお庭では、夜になるとケラの声がすごかったです。もちろん録音してきました。