Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • セモンジンガサハムシ幼虫の脱皮

    糞と脱皮殻をお腹の先につけながら成長するセモンジンガサハムシの幼虫です。脱皮で抜け殻がどうなるのか気になって撮影したのは、2011年7月。当時はあまりよく確認していなかったのですが、あらためて見返したらナカナカ興味深い動画でした。。

    おそらく4令から5令への脱皮です。脱皮の途中で抜け殻を引きちぎるところが一番のポイントでしょうか。
    脱皮の際にはどんな昆虫もしっかり足場がためをします。この幼虫の場合は脚先の爪がガッチリ葉に食い込んでいます。普通の虫ならそのまま葉に脱皮殻を残してサヨナラですが、セモンジンガサハムシの幼虫は体に付けなければなりません。足場の爪を残して引きちぎります。豪快ですね!

    脱皮直前に、新しい脚先の爪が透けて見えています。まるで爪が2つあるみたいです。新しい爪が脱皮の過程でどう変化(移動?)していくか見ていくのも面白いでしょう。

  • 古い動画を発掘中です

    最近、古い動画を発掘しYouTubeにアップしています。10年前だと、今のようなメディア記録の動画カメラは少なく、私もメインカメラはSONY FX1000やA1Jといったテープに記録するタイプでした。FHDとはいえ今と比べると画質は今ひとつで、レンズ交換ができないカメラで無理な光学系を自作したりして、ますます酷い絵が多いです。でも写っているものは我ながら面白いと思うものも多く、このままHDDの中に埋もれているのは、あまりにもったいないです。もう決して出し惜しみするほどのものではありません。いくつかアップしていますので、ぜひ私のYOUTUBEチャンネルを御覧ください・・・⇢こちら


    ▲クワガタムシの幼虫が木くずを食べる様子 2009年春の撮影

    (さらに…)
  • ヤツデの花で吸蜜する虫たち

    庭のヤツデに吸蜜に来ていた虫たちを、自作虫の眼レンズを装着したGH5Sで撮影しました。VFR240fpsでの4倍スロー動画です。

    登場する虫は、ホソヒラタアブ、ニホンミツバチ、ハナアブ。ハチとアブの口の違いが面白い!

    虫の眼レンズでの写真撮影も

  • アシナガバチ群れる

    見晴らし台の所々にアシナガバチの姿がありました。木造の古い材の隙間に潜り込んで越冬しようとする雌と、最後の出会いを求めて最後のがんばりというところでしょうか。10月最後のこの日は曇りがちでしたが暖かく、ひさしぶりに生き物たちが多く活動していました。

    セグロアシナガバチの雄
    雄だから針がないので飛びつかれても大丈夫
    フタモンアシナガバチ
  • 4K60P虫の眼レンズ セスジスズメ

    気温が低めで幼虫の動きが鈍いのが残念でしたが、虫の眼動画のテストとして面白かったです。