いつからなのか、すでにクロナガアリは活動を開始しています。でも、種を運ぶ様子がいまひとつよく見えません。ある巣では、出入り口付近に働きアリがごちゃごちゃしていました。なんとなくですが、出入り口を開けたばかりで、巣の中のゴミ出しが一段落したところのように見えました。
巣の出入り口は、白っぽい砂の山が出来上がっているので見つけやすいです。ここは庄内砂丘の一角。表土がどんなであろうと、掘ればすぐにきれいな砂の層にあたります。写真展「庄内の昆虫たち」より
すべて自作虫の眼レンズで撮影
比較的最近日本に入ってきたという外来種。後脚のすねが幅広く、ちょっと格好いいカメムシです。私は今年になってはじめて見ましたが、以来よく行くポイントで必ずといっていいほど見かけます。海に近くクロマツがたくさんな場所です。
夕方、アキアカネが杭に集まるのを待ち構えるようにオオカマキリが現れて、次々に捕食している場面に出くわしました。いつもの自作虫の眼レンズで撮影。
虫の眼スロー動画に挑戦。生きながら食べられるとは想像を絶する苦しさでしょう。これが昆虫たちの日常の世界。小さくて気づきにくい世界ですが、すぐ身近なところにあります。
以前、何度か見たマユをホトトギスに見つけました。寄生バチのマユらしいと想像するもののちゃんと調べてませんでしたが、寄主はもしかして?付近を探したら見つかりました。やはり・・・
ネットで調べると、ルリタテハの幼虫に寄生するハチで、すぐにわかりました。タテハサムライコマユバチのようです。
樹上性で夏の間はあまり見かけませんが、秋になると低いところに降りてくるのか、よく見かけるようになります。カシワの葉上で日光浴する一匹をモデルの虫の眼レンズでパシャパシャと・・・
山形県内では庄内の海沿いに広く生息しています。