Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • GH5 VFR180fps & 虫の眼レンズ

    FS700とShogun Infernoでの撮影もよかったのですが、実は虫の眼レンズのほうに手応えを感じていました。

    使用したレンズは、GoProレンズを使った虫の眼レンズ。GH5のVFRを使い、フルHD180fpsでの撮影で33%スローです。
    再生レートが60pなので動きがなめらかで、ちょっと見た感じはスローとは気づかないかも知れません。

    それにしても・・・スケール感も速度感も虫たちの世界に近づいているはずなのに、せっかく特殊なレンズを使っているのに、なぜでしょう、特別感が感じられません。すごくノーマルです。普通です。
    でも、たぶん、これでいいのだ!

  • ProRes RAW 4K 120fps キアゲハ

    今日もFS700とShogun Infernoの組み合わせで、4K120fps動画を撮影。毎年通っているカクトラノオの畑にまたお邪魔しました。今日も畑の方にお会いできなかったですが、いつもありがとうございます!
    レンズはFS700RHのセットになっていたPZ18-200mm。久しぶりに使ってみると、シャープだし周辺まで綺麗な絵です。あまりよくないレンズと思っていましたが、食わず嫌いだったかも知れません。
    4K120fpsはエンドトリガーで瞬間を狙いやすいのですが、3秒ちょっとしか撮影できないのがおしい。。。

    ProResRAWで記録していてピクチャープロファイルはPP4です。ISO感度は640。S-LOG2ではありません。
    今回気になるのは、過剰に色が濃く感じること。FinalCut Pro での編集時にサチュレーションを落としていますが、カクトラノオのピンクがまだ濃く感じます。

    ↓こちらは2K240fpsで撮影した動画。4Kでも240fpsで撮影できるようになりたいですね!

  • ショウリョウバッタモドキ

    草にぴったり体をつけて身を隠すショウリョウバッタモドキ。ショウリョウバッタともオンブバッタとも違います。生きた現物を見れば一目瞭然です。

    葉っぱの向こう側にまわって身を隠す
    反対側から刺激しても、なかなかこっち側に来てくれないの図
    虫の眼レンズには手強い相手

    鶴岡市にて。山形県内では、ショウリョウバッタモドキはとても珍しいバッタですが、全国的にはそうでもないそうです。

    おまけ

    緑色型のクルマバッタモドキ
  • キアゲハのベストシーズン

    毎年、9月前半はキアゲハのベストシーズンです。全国的にはどうなのか・・・少なくとも鶴岡はそうです。何化めなのか、スレの少ない美しいものが多く、個体数も多い。そして、カクトラノオやアベリア、ヒャクニチソウなど花もいい季節です。
    もうすぐヒガンバナも咲き始めます。。。

    キアゲハはカクトラノオが大好き
    アベリアもいい花
    国道沿いの植え込みにて

  • ProRes RAW 4K 120fps がスゴイ!

    はじめから自分の好みに合った色が出ることは稀で、うまくいかない方が多いです。そして色の調整は難しい。動画についてはLOGなんて話が出てきた頃からストレスが増えたように思います。
    でも、今年の春にAtomosとAppleが連携して発表したProResRAWという新しいフォーマットは、色について、そして露出についての諸々の不満を解消してくれました。愛用のFS700が、発売から6年も経って、これぞ最高という映像を出してくれます。

    この動画は、伊丹市昆虫館箕面公園昆虫館の2館合同展「さいきょうのかまきり」の展示映像用に撮影したものです。「さいきょうのかまきり」は9月5日より

    FS700は、Shogun Infernoと組むと、たった3秒ほどですが4K120fpsが撮影できます。静止画的にみれば、これはつまり800万画素で、秒120コマで3秒連写できるということです。エンドトリガーも使えるし、RAWというビッグデータを扱うのにも理想的。