Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: 昆虫

  • 雨の中のカブトムシ

    やっとカブトムシに出会えました。探す余裕がなかったといえばそうですが、カブトムシくらい、ちょっと探せばすぐ見つかるものです。でも、今年は河川敷のヤナギは状態が悪い。どうもいつものようには行きません。
    そういえばと入った海に近い林に見つけました。よかった! 樹種はミズナラでしょうか。

    時間は正午ころ。このあと大雨になるのですが、まだ軽く降り出したばかりで、カブトムシもちょっと濡れた程度。まだ降りる気はなさそうでした。

    ゴマダラチョウは海に近い林ではよく見ます。

  • クロアナバチ動画

    巣穴のすぐそばにすっと降りて、一分もかけずに獲物を引き込みます。いつもなら編集で無駄なところをカットするところですが、これはノーカットで。レンズが近いので、警戒している何秒かのロスがあります。実際はもっと短いはず

    この早業には寄生バエも近づけません。撮影中、寄生バエを何度か眼にしました。付近にいないわけじゃないんです。

  • クロアナバチ

    驚きました。近所の公園にクロアナバチのコロニーができていました。50は下らない数です。最近、庭によく飛んでくるので気になっていましたが、公園から来ていたようです。

    獲物はヒメクサキリがほとんどで、セスジツユムシも少し。午前、昼、夕方と3回にわけて撮影していましたが、次々に獲物が運ばれてきて、付近のヒメクサキリが全滅するんじゃないかと心配になるほどでした。
    毎年この時期はアブラゼミを撮影・録音したりで公園を歩きますから、気づいていいはず。今年はじめて入ってきて、コロニーを作っていると思います。それもつい数日前に。毎年、コロニーができる場所は変わるとか?

    このあと、獲物を奥にしまうと、出入り口を塞ぎます。

  • ウラギンヒョウモンとウラギンスジヒョウモン

    標高500m付近、ヒヨドリバナに来ていたのはヒョウモンばかりでした。アサギマダラは20℃前後の場所にいますから、今は山の高いところにいるのでしょう。
    今年愛用の虫の眼レンズはこのサイズのチョウもなかなかいい描写をしてくれます。種名のよく似た二種をモデルさんに

    口径が極小なワイドレンズでないと、この感じはでないでしょう。

  • アブラゼミの羽化

    一度は撮影しなければと数日前にトライしたものが羽化失敗!原因は止まり木がわるかったことでした。羽化では足場がためが重要です・・・というわけでリベンジ。
    今回は前脚の先が葉っぱに完璧に食い込んでうまく行きました。でも、実は翅を伸ばしはじめたところを裏撮り。録画スタートとストップを間違えた、つまり撮り逃したのです。ずっと回しっぱなしにしておけばいいじゃないかと思われるでしょうけど、Shogun Infernoを使って、4:2:2 10bit撮影を試みたため、撮影レートがうんと高く、ケチケチ撮影をしていたのでした。
    つないでみたらギリギリ見られるものになりましたが、自分は敗北感でいっぱい。