今年の2月にアップしたマルトビムシのスロー動画を、Topaz Labsの Video AI 3.0.1を使ってアップスケールし再編集。3.0.1は現在の最新バージョンです。
こちら今年2月公開の動画
今年Chronos 2.1で撮影した昆虫のウルトラスロー動画をTopaz VEAIでアップスケールして効果を試してみました。
すべて200%アップスケールしていますが、オリジナルが低画質な方が効果ありのように思います。字幕にデータを入れました。
こちらは春から夏の撮影より
Topaz Labsの Video Enhance AI (VEAI)を2年ぶりに試したところ、M1 Macにも対応して激速になっているし、最初に試したヒトスジシマカが期待以上の効果が出て、思わず購入してしまいました。
高速カメラChronos2.1は、秒3000コマや5000コマといったウルトラスロー動画を手軽に撮影できますが、SDクラスの解像度になってしまいます。そこで動画のアップスケール専用のこのTopaz VEAI。以前試した時は、一分ほどの動画を処理するのに平気で24時間以上かかる残念なソフトでしたが、それはi5のintel iMacで試した2年前のこと。Adobeの超解像がよかったので、そちらに目を奪われていましたが、なんとVEAIもAppleシリコンに一年近く前に対応していたのですね。。。何だかずっと余裕がなかった事を実感しました。そして久しぶりにソフトで興奮しました。素晴らしい効果です。色々試してみましたが、このヒトスジシマカのように見えなかった詳細が見えてくるものもあれば、アキアカネの翅の網目がブロックノイズと誤認されて消えてしまったり、でも、それも設定次第のようです。これからは積極的に活用していきたいと思います!
最後は後脚で糞を勢いよく蹴っ飛ばします!
トノサマバッタがジャンプの後に大きな翅を開き羽ばたきに移る様子を高速度カメラChronos2.1で撮影しました。撮影フレームレートは3358fpsまたは5406fpsです。
以前、写真に撮った時はわかりませんでしたが、高速度カメラChronos2.1で撮影して(2142fps)、雌だけでなく雄も羽ばたいているのを確認できました。
ヒトスジシマカは雄と雌が向かい合った姿勢で空中を飛びながら交尾します。上が雌、下が雄です。
サムネイル画像は以前撮影の写真からヒトスジシマカの空中交尾