豪雪地帯のこの土地も急速に雪解けが進み、田んぼは豊富に水をたたえ、シュレーゲルアオガエル(Rhacophorus schlegelii)の大合唱が響いていました。
Panasonic DMC-GH5SLEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH. ※RODE NT5 (pair) + DMW-XLR1
2019年4月18日 新潟県十日町市
※長時間収録なうえ住宅も画面に入り、シャープに写りすぎたままでは心配なので、編集で映像にぼかしを入れました。本来の高画質がわからなくなってしまいましたが、悪しからず。
2017年撮影のニイニイゼミ。タラノキ(?)にまきつく枯れ枝に産卵しています。産卵管は先端にギザギザがあり、左右に分かれ交互に動くことで、固い枯れ枝に穴をあけます。
気がついたら、この雌、左後脚の跗節より先が欠損してます。それなのに、どこも不自由な感じがなく産卵に集中しています。たくましいものです。
ニイニイゼミは卵の時期は短く秋には孵化します。
Panasonic GH5OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro2017年7月27日、鶴岡市にて撮影
10000fps超えの撮影にトライしました!でも、コメツキムシのジャンプやカタバミの種と同じく、全然速度が足りないと感じました。どうも5000fpsで見えないものは10000fpsでもあまり変わりないようです。
面白かったのは1:15からの最後のカット。ジャンプの直前に例の腹管を左右ともに伸ばしているのが見えます。この行動にはどんな意味があるのでしょう?
野外から持ち帰ったマルトビムシの一種。簡単な飼育セットを作ってカメラを向けると、すぐに脚を使って体の掃除を始めました。口から粘っこそうな液玉を出して、脚先につけて体中をペタペタやっています。それだけでも十分面白かったのですが、突然、例の長い腹管をのばして、背中のあたりもペタペタ始めたのには驚きました。脚では無理な所にも届いて便利そうですが、動きがじゃじゃ馬な感じがします。まるで別の生き物が暴れているようで、コントロールが難しそうに見えました。
GH5にアダプターを介してCanon Macro180mm+2倍テレコンを装着。EXテレコンでもまだ足りないので、4Kはあきらめ、FHDで撮影しました。初めて4:2:2 10bit ALL-Intra を使ってみましたが、もともとギリギリな画質なので、ただ重いだけで意味はなかったかも。
だいぶ雪解けが進んできましたが、地面が出ているところはわずかです。でも雪の上の落ち葉にはマルトビムシの一種が集まっていました。軽く驚かして、一斉にジャンプする様子を高速度カメラChronos 2.1で撮影しました。
トビムシは腹端の跳躍器で地面をたたいてジャンプ!バックスピンに回転しながら相当な距離を跳ぶことができます。
撮影:1000fpsまたは2142fps再生:24fps
マルトビムシの一種