Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: movie

  • 【Slow Motion】モモブトカミキリモドキ【Chronos 2.1 Highspeed】

    撮影:3358fps 再生:60fps

    タンポポに多く見られる1cmほどの小さな甲虫。花の蜜や花粉を食べて暮らしています。雄は後脚のももが太いのが特徴で、花から花へと移動しては雌との出会いを探しています。幼虫は朽木や枯れススキで育つそうで、確かにススキ原の近くでよく見ます。

    よく飛ぶのでハイスピードカメラでの撮影が楽しい虫です。飛翔時は必ず6本の脚を広げバンザイの姿勢を取りますが、脚を広げないとうまく飛べないのかも知れません。翅の羽ばたきのためか、中脚と後脚の間を特に大きく広げています。

    飛び立ちの様子を見ると、まず羽ばたきを始め、次に中脚を上げ、最後に前脚を高く広げます。いくつか飛び立ちのシーンを撮ってみましたが、ほぼ例外なく、そうでした。前脚は離陸姿勢を保つため最後まで残すのでしょう。

    着地の様子をとらえようと、着地ポイントに当たりをつけて待ってみるのですが、がくのあたりにようやく引っかかったり、手前の草間に落っこちたりで、期待するような軟着陸が撮れません。着地はあまり上手でないようです。カメラを向けるこっちもヘボですが。

    Chronos2.1 スロー映像集

  • 【VFR144fps】花粉を食べるヒラタアブ【Panasonic GH5】

    タンポポの花粉をパクパク食べるヒラタアブ(ツヤヒラタアブ)。通常スピードでは見えにくい動きですが、6倍程度のスロー動画で生々しいほどにパクパク感を観察できます。

    0:00 再生60fps/撮影144fps
    0:08 再生24fps/撮影144fps
    0:32 再生15fps/撮影144fps
    0:48 再生60fps/撮影144fps
    1:19 再生60fps/撮影60fps

    144fpsで撮影しているのは、GH5のEXテレコン(2.7倍!)を使いたいためです。これが手軽に深度の深い超マクロ撮影ができる秘密、だったりして・・・。
    更に編集でトリミングして口吻のドアップ映像にしています。

    ハナアブやヒラタアブは、ハエの仲間に分類されます。今更ですが今回調べて知りました。口の動きが全く同じですし納得。

  • 【Slow Motion】ルリシジミ【Chronos 2.1 Highspeed】

    撮影:2142fps 再生:60fps
    林縁にて、ルリシジミが10匹ほど、湿った地面に降りて給水していました。適当にフレーミングして待っていると、新たに加わろうする一匹が画面の中をいい感じに飛んでくれました。

    秒2000コマともなると、翅が柔らかくしなる様子が見えたり、惰性で空中を漂っている時間が結構長いと再確認できたり・・・この肉眼では気がつかないことが見えてくる感覚、楽しいです。

    Chronos2.1 スロー映像集

  • 【虫の眼レンズ】ガガンボの産卵【GH5S VFRスロー】

    撮影:180fps 再生:60fps 時間を3倍にのばしています(一部、再生24fpsの7.5倍スロー)。

    これまでずっと思い違いしていました。ちょんちょんと腹端を打ちつけるごとに産卵しているのではなく、これは恐らく泥の状態を確かめている行動で、いい場所を見つけると産卵に移ります。丁寧な仕事してました。。。産卵が終わって泥から腹端を抜くとすぐ次の卵を腹端にセットするのを確認できます。

  • 【Slow Motion】キアゲハ【Chronos 2.1 Highspeed】

    0:00​ 撮影:2142fps 再生:30fps
    1:00​ 撮影:2142fps 再生:60fp

    この日は赤川の土手でテリトリーを張るキアゲハを何匹か見ました。いくらか撮影できたので、気温があがる翌日はもっと更に色々撮れると期待したのですが、なんと一匹も見ることがありませんでした。チャンスは短いものだし、そうそう期待通りには動いてくれません。撮れる時に撮らないと!ですね。

    Chronos2.1 スロー映像集