Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

カテゴリー: movie

  • Chronos2.1 Highspeed:スズメの舌

    種を食べるスズメをハイスピードカメラで撮影。種はくちばしの縁で噛み割っていること、その時、舌が種を支えていることなど、肉眼ではとらえられない動きが見えてきます。スズメの舌は先が尖っているんですね。。。これも初めて知りました。

    こんな小さなくちばしをハサミで切るなんて、糊を食ったくらいでヒドイことするもんですね。

    カメラ:Chronos 2.1
    レンズ:BORG 71FL + 1.4×テレコンバーターGR
    解像度1920×1080 フレームレート500fps
    12dBゲイン

  • Chronos2.1 ノイズをどうしよう?

    使い始めてようやく気づいたのは、解像度を落とすと縦線ノイズが目立ってくるということ。720PのHDで2000fpsまでは、惚れ惚れするほどの高画質ですが、3000fps以上のレートを求めると、解像度を落とす・・・つまりは部分トリミングすることになり、縦線ノイズは拡大されて幅が太くなり目立ってきてしまうのです。ノイズが嫌なら720Pまで、2000fpsまでとすればいいのですが、それじゃあ、何のためにChronosを買ったかわかりません。うまくノイズとつきあう方法を考えます。

    ノイズリダクションは、以前購入したNeatVideoのプラグインがあります。試してみたら、まずまずの好結果でした。

    NeatVideoのFinalcut Pro用のプラグインで処理。まだまだ縦線ノイズはありますが、処理前よりはだいぶ気にならなくなりました。でも、ノイズも見慣れると、そう気にならないかも。
    ↓処理前の動画を再度見たら、これはこれでいいんじゃないかと思えてきました。

    CinemaDNGファイルは画像の解像感が素晴らしく、使い慣れたLightroomで処理しやすく、ただただRAMからの書出に時間がかかる(H.264の3倍以上)のが難点です。

  • Chronos2.1 Highspeed:フタモンアシナガバチ

    せっかくFHDが撮れるのに、720P&2000fps の組み合わせが気に入ってしまい、今後これをメインで撮ることになりそう。
    以前、Photoron FASTCAM を使ったときも、2000fpsや3000fps で撮影することが多かった・・・やっぱりこの辺りに落ち着くのかなあ。

    明るく目立った場所に陣取ってメスを待つフタモンアシナガバチの雄。しかし雌は滅多に訪れず雄たちが無駄に絡んでいます。雌が来たかと飛びつくのか、ライバルの雄を追っ払おうとしているのか。
    スーパースローで見ると、特に交尾を試みるわけでもなく、喧嘩しているわけでもなく、すぐに飛び去っているようです。瞬間的に雌雄の区別をしているのでしょうか? 何だか始めから無駄と承知で飛びついているようにも見えます。

  • Chronos 2.1 昆虫を撮影

    天気が不安定でせっかくのハイスピードカメラが泣いていましたが、今日やっと外に連れ出して昆虫を撮影してきました。
    フルHD1000コマおよびHD2000コマはゲイン0dBなら、かなりキレイであることをようやく実感できました。
    それも、CinemaDNG書出が圧倒的なキレイさです!今日の動画では、キチョウ2カット目だけがCinemaDNG書出です。

    バッテリー2本でどれだけ撮影できるかもテストできましたが、まるで足りません。
    バッテリー一本では30分くらいしか持たない! 17〜20V対応の外部バッテリーが必要か。。。
    CinemaDNGで撮りたいけど、SDカードへの書き込みでは時間がかかりすぎて全然ダメ! 面倒だけどeSATA接続のドライブか。。。
    やっぱりビューファーが欲しい! しばらくぶりにCineroidを引っ張りだしてみよう。。。

    少しずつ撮影スタイルができつつありますが、何だかデカくなっていきそう(-_-;)

  • スズメ ハイスピードカメラChronos2.1で撮影

    ついに念願のハイスピードカメラChronos2.1を入手。まずは自宅庭の餌台のスズメを撮影しました!

    カメラ:Chronos 2.1
    レンズ:Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    解像度1920×1080 フレームレート500fpsまたは1000fps

    まずは一般的なMP4書き出しで、ほぼ撮って出しの動画をアップしています。
    画質はこんなものかな・・・10年前、年に数回Photronから試用させていただいたFastcamシリーズに近い画質と思います。ブラックキャリブレーションを頻繁にやっても縦線ノイズはどこまでも残ります。
    ベース感度はISO500で晴れれば秒3000コマくらいまでは、なんとかカバーできそうかな・・・もともとノイズ感があるので、6dB・12dB(=ISO1000・ISO2000)のゲインアップは許容範囲と思いました。

    これは18dBゲイン。

    レンズ:Nikon Ai-s NIKKOR ED 300mm F4.5 IF
    解像度1440×720 フレームレート約2000fps

    Gain18dBでは、これだけ盛大なノイズが出てしまう。縦線ノイズはさらに顕著に走り、中程に走る緑の横線ノイズも・・・
    でも、面白いものが撮れました( ゜∇゜)