12月はじめに注文していたビデオカメラが年末ぎりぎりに届きました。SonyのビデオカメラNEX FS700です。Sonyのカメラは2009年のHDVカメラFX1000以来で、ほぼ5年ぶり・・・・しばらく一眼ムービーの情報ばかり追いかけている内に波に乗り遅れてしまった感があります。FS700は1年以上前に入手していなければならないカメラでした。
田んぼのコハクチョウで撮り初めです。今年初であり、FS700を本格的に回すのも初めて。このカメラの目玉は、フルHDで秒240コマのスーパースロー映像を撮影できることで、早速そこから入ってみました。
(さらに…)
-
コハクチョウ FS700
-
Telinga Pro8 MK2 Handle
愛用のTelingaのマイクのハンドルを、最近新しく出たPro8 MK2モデルに替えました。
▲ステレオマイクもパラボラディッシュも古いままですが、明らかに性能アップしています。これまで使っていたハンドルは型番に「W」が付くタイプで、ステレオミニジャックのマイク端子が出ているものでした。「W」が付くタイプは、マイクへの給電はハンドル内に内蔵されたバッテリーから行われ、その内蔵バッテリーに時々9Vの電池を繋いで充電しなければなりません。年々、電池能力が落ちていくし、いざという時にはバッテリー切れで、使っているうちに不満一杯になります。一方、新しいPro8 MK2は、2チャンネルのXLRケーブルを繋ぎ、ファンタム電源を持つレコーダーから直接48V給電できるようになります。気をつけるのはレコーダーのバッテリーだけ。これだけでもう俄然使いやすくなります。
▲近所のハクチョウの声でテスト録音しました。久しぶりにPodcastをアップしましたので、聞いてみて下さい。今までのハンドルでもノイズの少ない音でしたが、S/N性能がさらにアップ、音の定位もよくなりステレオ感もアップした印象です。TelingaのHPにも改良点がいろいろ上げられています。
▲ハンドル下から出るのがXLRケーブル。途中で2チャンネルに分かれます。
▲この新しいTelingaのハンドルを使うため、10月はじめにZoom H6を買いました。レコーダーとハンドルとほぼ同時期に発注したのですが、ハンドルの方はずいぶん待たされました。10月7日にTelingaのHPにて注文し届いたのは12月17日。私も辛抱強く待ちましたが、メールでの催促にTelingaもしっかり返してくれましたので、それほど心配はしませんでした。Telingaでしばらく新しいセットのセールス中でしたが12月20日までだったようです。まあ、おそらくこの辺りは融通が利くんでしょう・・・(Photoshop CCのように?)
Telinga
このページをよく見ると、Please note packages will be shipped between 25 Jan – 20 Feb 2014 と書かれてあります。Telingaとのおつき合いは、気を長く持って接しなければなりません。確かな製品を送り出すため、十分に時間をかけているのです・・・私は、そう思う事にしました。Telingaのパラボラマイクとの出会いは、もう10年以上前になります。当時、私はステレオでパラボラマイクが使えたらという思いに取り憑かれ、自作してみたり、様々に試しておりました。そんなある日、まだ覚えたてのネット検索でスウェーデン製のまさにドンピシャな製品を見つけました。それがTelingaのマイクでした。録音サンプルを聞いては、もう何が何でも手に入れなければと思いました。それだけの金額を用意できるのならゼンハイザーMKH416を買った方がいいんじゃないかと大いに迷ったものですが、結果、Telingaを選んで大正解でした。遠くの音をピックアップするためにはガンマイクがいいと思われがちですが、違います。その用途に応えてくれるのは今も昔もパラボラです。
-
ブリコ
ハタハタ漁が最盛期に入ったとのニュースを聞いて、秋田の海岸の様子を思いうかべました。
もうブリコ__ハタハタの卵塊が海岸を埋めつくして、ウミネコたちがパクついているのだろうか・・・
以前に1月初めに訪れてよかったときがありましたが、12月の様子を知りません。
まずは見ておいても損はないと思い、出かけることにしました。▲海岸に打ち上げられたブリコの数は、最盛期の1/3といったところでしょうか。
それでも久しぶりに見ると驚きます。▲色にバリエーションがあります。どうしてこんな差がうまれるんでしょう。
▲上空にはウミネコやカモメの群れがあるのですが、降りてくるものは少なめ。
もうブリコを食べ飽きてしまったのでしょうか?それとも食べ頃を待っている? -
太平洋岸のアシ原で
昨年、何度か訪れた太平洋岸の地。
今年は3月に一度訪れただけですが、ヒヌマイトトンボの発生時期の今、やはり見ないわけにいきません。
昨年は、結局一度も見つけることができなかったのですが、広いアシ原に1匹も残っていないとは信じられなかったのです。
昨年の生き残りがいれば、今年は・・・▲昨年はアブラムシの大量発生で色が悪かったアシですが、今年は活き活きして見えます。
▲かつて探した時のように、アシ原に入ってみます。
2005年に撮影して回ったときの感じによく似ています。
アブラムシは、やはりほとんどいないようです。アシ原の中を40分ほどさまよったでしょうか。
見ようと思っていたところは、だいたい歩きました。残念ながら、1匹も見つかりませんでした。▲アシ原の中で見たトンボはこのアオイトトンボのみ
▲昨年より数が減ったように感じました。
▲アシにひっかけるように作られたオオヨシキリの巣。
散策の過程で3つ巣を見ました。▲そっと中をのぞくと卵が3つ。
きっと付近で親鳥が心配しているでしょう。まず、その場を離れました。▲近くのハス池にはセスジイトトンボが多く見られました。
-
オオヨシキリ
赤川の河川敷もいつのまにかオオヨシキリの声につつまれておりました。
そんなに小さな鳥ではないと思いますが、オオイタドリにとまれるとは。軽いんだねえ・・・
軽く撮影して離れるつもりだったのですが、動画もついでにと欲張ったところで、一日の計画が狂ってきました。