Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • ツバメ

    久しぶりに宮城県の太平洋岸を訪れました。

    なんと美しい日の出!
    海岸にわずかに残るマツの砂防林が印象的です。

      

    いつもの橋の上からの光景もまるで違って見えます。
    アシ原も銀色に輝く穂が印象的でした。

     

    しばらくすると、ピチピチ・・・と鳥の声が近づいてくるのに気づきました。
    何とツバメではないですか。。。南に向かって移動中の群れのようです。

    この土地には毎年たくさんのツバメが来ているそうです。
    今年は、あまりの景色の変わりように、さぞ驚いたことでしょう。
    毎年の住まいだった場所が無くなっていて、悲しんだかも知れません。

    また来年会おう。元気で!

  • キミ・・・本当はヤマドリじゃないんでしょ?


    山中、妙なヤツにつきまとわれました。ヤマドリなんでしょうが、こんなのは初めて。1m以内にずっとついてきます。「わがはいは・・・」とか語り出しそう。決して負けを認めないタイプのようです。

    いつも見るヤマドリはといえば、ほんの一瞬視界の隅を抜けるくらいしか見ない慎重な連中です。あとは「ドドド・・」とほろ打ちする音を聞く程度。

    長い尾っぽはどうしました?
    そんなに頭尖ってましたっけ?
    キミ、本当にヤマドリですか?


    ただついてくるばかりじゃありません。ちょっとかまってやろうとすると、挑発に乗って攻撃してきます。もっとも、ツメもくちばしも、ニワトリにつっつかれる程度で、 さほど怖くはありません。でも、何でこんな風になっちゃったのかと思うと、ちょっと心配ではあります。脳に何か悪いのが入り込んでしまったんでしょうか?

    家に帰ってネットで探してみると、似たような体験談がいくつか見つかって、笑ってしまいました。もう二度と会えないのかなあ・・・別れた後はちょっと寂しくさえありました。


    妻に撮ってもらった1枚。靴をあげると、それだけで飛びかかってきます。

    それにしても、うちの奥さん、たった1枚で見事に決めてくれました。私より瞬間をとらえるのがうまいんです。嫉妬しちゃいます(笑)。

  • オオハクチョウ

    コハクチョウは比較的乾いた田んぼにいますが、オオハクチョウは水辺を好みます。
    冬の間は川とか沼に多く、田んぼに多いのは、雪解けの今のシーズンが多くなります。
    しかしよく晴れました!!

    月山をバックに

     

    こちらは鳥海山

  • ハシブトガラス


    鶴岡公園のウメの様子を見に行く途中、驚愕の光景に遭遇しました。頭上のサクラにとまったハシブトガラスが何かくわえています。よーく見ると、何とそれはカワラヒワ。。。

    その数分前の事です。目の前を低く通り過ぎたカラスがカワラヒワを追いかけているのを、私は確かに見ておりました。カワラヒワは急旋回をくりかえしてはカラスを撒こうとしていましたが、結局つかまってしまったのか・・・


    気づいた瞬間はゾッとしてしまいましたが、ヤツは捕らえた獲物に満足そう。カメラを向ける私に、どうだ見てくれと言わんばかりです。
    たくましい!実にたくましいもんです。
    自分でも妙だなあと思いますが、何だか胸が熱くなってしまいました。

  • ハヤブサ


    真下を通り過ぎてから、電柱に止まっている鳥がハヤブサであることに気づきました。雪解けが進み、ようやく通れるようになった農道でのこと。そっと引き返し、そろりそろりと近づきました。

     

    高速で獲物を狩る印象の強いハヤブサですが、止まっている姿も、飛んでいる姿を見ても、結構ふとっちょで、チョウゲンボウの方がよっぽどシャープな感じがします。それが、風に乗ったときや、高空から弾丸のように落下してハトやカモを仕留める時は、まるで別の鳥。最速の猛禽へとスイッチを切り換えます。