Kiyoaki Takashima/ 高嶋清明のBLOG

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  • 伊豆沼のマガン

    マガンの飛来地として有名な宮城県の伊豆沼に行ってきました。なぜか急に思い立って、夜中に出発。途中で仮眠をとりながら着いたのは朝4時。朝の飛び立ちには十分間に合いましたが、真っ暗でどこで朝を待てばよいのか分かりません。やはり思いつきというのは問題です。


    明るくなってみると、まずまずの場所に待機していたと知ってホッとしました。写真は6時半。気の早いグループはそろそろ飛びはじめています。


    勝手な予想では、この画面いっぱいにマガンの群れが埋めつくされるはずでした。実際には、低いラインを十数羽くらいのグループが次々に太陽の方に向かって飛んでいきます。


    150mmで撮影。撮りたかったイメージに近いものはこんな感じでしたが、水面が全く入らないものになってしまいました。まあ、初めてでうまく行くのも面白くありません。次はもっとうまくやりましょう。


    確かにすごい数が飛んでいきました。この白い山々は栗駒でしょうか。

    今年の撮り納め。虫ではありませんでしたが、面白いものを狙うことが出来ました。やっぱり初めてのものが楽しいし、やりがいがありますね。2010年は新しいものに積極的に挑戦していく、そんな年にしたいと思います。

    2009年、ありがとうございました。

  • ホシムクドリ

    残りガキに集まるムクドリの撮影に苦戦しているとき見慣れないのが1羽まじっているのに気がつきました。緑や赤紫に輝く羽があります。地味だけど渋い美しさのある鳥でした。

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    戻って調べてみるとホシムクドリでした。日本には冬鳥として渡ってくる鳥で西日本に割とよく見られるようです。
    撮影地は寒河江市。山形では、あまり記録がないのではないかと思います。

    このホシムクドリ、Wikiによると国際自然保護連合という団体指定の「世界の侵略的外来種ワースト100」に入っているとか。ブラックバスやウシガエルなんかと同じように、数十年後、この鳥も日本で問題視される事になっているかも知れません。もっとも冬鳥として渡ってこれるくらいですから、今まで問題になっていなかったら大丈夫とも考えられるでしょうか。

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    こちらは、おなじみのムクドリです。

  • ノスリ

    田んぼを通る道路を行くと、道沿いに猛禽の姿をよく見ます。
    多いのはトビと写真のノスリ。

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    ノスリは稲刈り後から田んぼによく見ます。
    マジメな視線の先に狙っているのは、ネズミそれともモグラ?
    トビより近づかせてくれるように思います。
    トビは臆病なのか意外に近寄れません。

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    遠方よりトビ

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    こちらはチョウゲンボウ

  • おかえりハクチョウ

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    赤川のほとりに見える白い鳥・・・なんとハクチョウです!双眼鏡で確認するとオオハクチョウに間違いありません。北帰行が始まった頃からちょうど半年。もうそんな季節になったんですね。

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    川沿いの道を更に進むと、コハクチョウの小集団に出会いました。写真に写っている3羽のほかに4羽。別の場所でもオオハクチョウが2羽。この日だけで10羽確認しました。

    この土地を慕って毎年戻ってきてくれるわけです。
    可愛いじゃありませんか。
    まずは長旅の疲れがとれるまでゆっくりして欲しいですね。

  • アカショウビン

    録音の方は満足のいく結果がでたけど、ビデオ撮影は今ひとつ。
    50m以上離れていて、しかも気温が上がっている。
    空気のゆらぎがひどくて見られたものじゃない。

    WEBで小さく見るので限界だろう。ハイビジョンテレビで見る気にはなれない。
    でも、何はともあれ、まずは鳴く様子を見ることができた。
    どんどん距離を縮めていこう。